ピッコマで公開されている「接近不可レディー」のネタバレと感想になります。
「あらすじ」や「漫画や小説の先読み方法」や「みんなの感想・レビュー」はこちら!
←前回 | 今回 | 次回→ |
第41話 | 第42話 | 第43話 |
「接近不可レディー」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【42話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
リカルドの意外な行動
ディエゴが怒りにまかせてヒリスを殴ろうとし、アクシオンが助けに入ろうとしたが、彼よりも前に立ち塞がったのがリカルドだった。
ディエゴは自分の意図とは反し、突然間に入って来たリカルドを殴ってしまう。
リカルド…?と動揺するディエゴに、具合が悪いのにどうして外出されているんですか…とリカルドは言う。
そしてリカルドは、具合が悪くて父が敏感になってしまったようですと言い、アクシオンに詫びてからディエゴを屋敷に連れて帰ろうとする。
そんな彼らのやり取りをヒリスは無言のまま傍観していた。
ディエゴはばつが悪そうにし、お客さんがいるからヒリスとは後で話すことにしようと言い残して行く。
それから2人きりになったヒリスとアクシオンは、予定通り四季の森へ行くことにするのだった。
異能の誓い
ヒリスはアクシオンと2人きりになってから、イノアデン家の問題に巻き込んでしまいましたねと言って、さっきの出来事を詫びた。
するとアクシオンは聞きたいことがあると前置きし、もしかしていつもこんな風に…と言いかけるが、その質問をするのはやめにした。
さっきのことなら気にしないでほしいと言うヒリスだが、アクシオンはディエゴの主張にも一理あると考えていた。
ディエゴの本心はさておき、男女2人きりで行動するというのはヒリスのことを不安にさせてしまうのではないかということである。
そしてアクシオンはヒリスの手を取り、このように言う。
アクシオン・ベルゼットの名にかけてあなたに誓います。直接、間接的な全ての脅威を含め、これから私があなたに故意的な危害を及ぼすことは決してないでしょう。
それは異能を込めた誓いであった。
ヒリスは少し戸惑った様子で、こんなことする必要はなかったのに…と。
異能の誓い。それは誓いを破った場合に大きな代償を背負うこともあり、今では使われなくなった古い方法だ。
そんな重大な誓いをこんなに簡単に使ってしまうなんてとヒリスは戸惑ったのだ。アクシオンは今自分が何をしたのか分かっているのか…?と
後悔すると思いますと言うヒリスだが、アクシオンはそれを明確に否定する。
いえ、後悔することはないでしょう。
彼は自信を持ってそのように言うのだった。
ディエゴの焦り
ディエゴはヒリスを四季の森には行かせたくなかった。
彼もまた、ヒリスの異能をリカルドに移す方法を探すために四季の森を利用したいと考えていたわけだが、ちょうどそんな時にヒリスが四季の森を出入りしているという話を聞いたのだ。
そして彼は焦りに駆られた。もしヒリスが四季の森に行く理由が自分と同じだったら?と。
もし目的の資料を先に見つけられてしまったら、ヒリスにそれを隠ぺいされてしまうかもしれない。
もしくは自分に残っているわずかな異能を完全に消し去る方法を探しているのかも…。
そのように思い、ディエゴはヒリスが四季の森を訪れるのを防ぎたかったのだ。
結界
ヒリスが四季の森から帰って来るや否や、ディエゴは彼女に怒鳴りつける。
またリカルドが間に入って父をなだめ、ヒリスはまともに取り合うこともない。
部屋から出るとまた健康に悪いですよと彼女は言い、手をかざして異能の力を発揮した。父の部屋に結界を張ったのである。
他の者の出入りは可能だが、ディエゴだけはここから出ることが出来ないのだと。
なんだって…!と驚くディエゴだが、すぐに慣れると思いますよとヒリスは冷静に言う。
私もそうでしたからと彼女は言いながら、散々閉じ込められてきた過去の人生を思い返していた。
部屋を出ていくヒリスを追いかけるディエゴだが、半透明の壁にぶつかってしまって彼は外に出ることが出来ない。
ヒリス!!という怒鳴り声が聞こえる中、彼女は悠然と部屋を立ち去って行くのだった。
【42話】感想
今回はリカルドの意外な行動が見えました。これまで蔑ろにしてきたヒリスに対して罪悪感でもあるのでしょうか。ヒリスを守って間に入った時には、父ディエゴも困惑していたようです。
ただヒリスの顔色は全く変わることなく。何をしようが兄への恨みや軽蔑の気持ちはひっくり返ることはなさそうな表情です。まあ7度も残酷な人生を経験してきたのだから当たり前ですね。
またディエゴは部屋に閉じ込めておくことに。これで今後煩わしいことは起こらないでしょうかね。こんな状況で今後リカルドがどう立ち回って来るのかにも注目したいです。
←前回 | 今回 | 次回→ |
第41話 | 第42話 | 第43話 |