ピッコマで公開されている「しがみついても無駄です」の感想と考察になります。
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「しがみついても無駄です」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【22話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
皇族の瞳の色
フェイロンとグッと顔が近づいた際にカイラは彼の瞳が気になり、皇族の瞳の色の話に。
皇族たちは黒い瞳に金粉をまぶしたような目を持っていますが、人によって金色と黒色の占める割合や形が異なるのだとか。
なるほど。瞳の色はちょっと気になっていたんですよね~。
これまで登場した皇族で皇帝とフェイロンは金色に対してラカンは黒色でした。親子だと同じ髪色や瞳の色で描かれがちなのでラカンに引っかかっていたのですが、ちゃんと設定があったみたいです。
ちなみに金色が多い順に、第二皇子フェイロン、皇帝、第三皇子、第四皇子、第五皇子ラカンらしいです。ラカンに関しては金色の部分は存在しない真っ黒ですからね。
色に応じた能力
それからフェイロン曰く、金色の量は剣を扱う能力を表していて、黒色の量は魔力の程度を表しているのだとか。
確かにフェイロンは皇子たちの中で最も剣術が優れているらしいのですが、ラカンが魔法を使えるという話は今のところ無く…。カイラも腑に落ちていないよう。
彼女の前世では帝国最高の魔法使いはラカンではなく第四皇子だったのだとか。確かにラカンの次に黒い瞳を持っている人物になります。
ただラカンとは違ってまだ少しだけ金色の部分を持っているのだと。
第二皇子フェイロンの剣術も第四皇子の魔力も法則通りなのですが、ラカンだけが法則から外れていることになりますね…。
ラカンが最高の魔法使いならあんな無能な皇子としているはずがないとカイラは疑問を抱きつつ、能力を隠している可能性も排除は出来ないよう。
もしラカンが実は最も強い魔法使いだったとなれば厄介…。
これまでの話で、カイラの乗っている馬車の居場所をラカンがなぜか知っていて突然乗り込んできたことがありましたが、まさかそれも魔法で居場所がバレたのではとも。
そう考えると恐ろしいです。ラカンにはカイラにすがりつくことしかできない無能でいて欲しかったのに。笑
ちなみにフェイロンもこの瞳の色の法則は伝え聞いただけで確かなものではないらしく、ラカンの件は謎のままですね。
皇帝からの文書
それから2日後の朝、皇帝から文書が届きました。カイラへの爵位継承を認めると。
その内容に父トラビス・オルシエは激昂して声を荒らげているよう。娘に爵位を奪われたと騒ぎ立てているみたいですね。醜い…。
直系血族ではない父トラビスはあくまでも臨時侯爵であり、本来侯爵の座はカイラが成人した時にすぐ受け継ぐべきだったものなので大人しく受け入れて欲しいものですが。
トラビスはカイラを閉じ込めろと執事ブアゼルに命じるも、彼や使用人たちは誰も言うことを聞かず。
当然ですよね。皇帝の文書が届いた時点でこの屋敷の主人は侯爵であるカイラなわけですから。主人を閉じ込めるなんてあり得ませんし、トラビスの命令に従う必要もないでしょう。
結局カイラの命令でトラビスは使用人たちに他の部屋へ強制的に連れて行かれることに。
いや~スカッとしましたね!トラビスが使用人たちに命令を無視されて部屋からつまみ出される姿は最高です。笑
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