ピッコマで公開されている「接近不可レディー」のネタバレと感想になります。
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「接近不可レディー」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【23話】ネタバレ
それを知ったきっかけ
ヒリスが”四季の森”について知ったのは7度目の人生の時。マゴが教えてくれたのだ。
そこは4大家門の歴史を記録した文献があるのだと。もしかしたらヒリスが探しているものがあるかもしれないよと言ってくれたのである。
しかしその時ヒリスはイノアデンの当主ではなく、四季の森に立ち入ることは出来なかった。
結局その後マゴは死に、ヒリスも死ぬことになったのである。
ついに到着
アクシオンに同行してもらい、四季の森に到着したヒリス。
彼はヒリスの目的が4大家門の過去の文献であることを聞かずとも分かっていたようで、文献のある書庫へ案内してくれることに。
そこへ向かう途中、ヒリスは四季の森の光景を見渡す。黄金色の木の葉に純白の神殿。本当に非現実な風景である。
そしてふと目をやると、王の亡骸が眠っているという棺が目に入る。そこには、”王の聖殿に登りし者よ、選ばれし己を証明せよ”という言葉が書いてある。
アクシオン曰く、自らを証明できた者の前には王の霊魂が現れるとの言い伝えがあるのだと。
それから2人は4大家門の記録保管室に到着するのだった。
5つの部屋
記録保管室に到着したアクシオンとヒリス。
中に入ると5つの部屋があり、真ん中以外の4つの部屋の扉にはそれぞれ4大家門の紋章が刻まれている。その家門に関する文献が保管されており、その家門の当主が許可しない限り他の家門の者は出入りできないのだ。
それから真ん中の部屋は共同で利用できる記録室であり、王と4大家門全体について記録された文献があるという。
そんなことを丁寧に説明してくれるアクシオンに対し、対価もなく同行して説明までしてくれるなんて親切な人だねと思った。
思い返してみると、前世でもアクシオンは子供や弱者には親切にしていたのである。
そして彼女は、ベルゼットの当主はやはり親切ですね…とボソッと言った。
意外な言葉にアクシオンは驚き、そして何か複雑な表情を浮かべている。
それからアクシオンもまた読んでいない文献が多くあるとのことで、お互い自分の家門の部屋へ向かい、それぞれの時間を過ごすことにするのだった。
イノアデンの文献
イノアデンの保管室に入ったヒリス。
そこには大量の文献が保管されており、だからここを森と呼ぶのかもね…と感じた。
ヒリスはいくつか文献を手に取って読んでみる。
かつて王の聖殿で行われていた儀式の話や、歴代の当主のしょうもない日記のような内容の手記まで、さまざまな記録が残っている。
彼女が見つけたいものを探すのはかなり大変そうであり、今日はこの辺にしてまた来なければならないねと彼女は思った。
それから彼女がイノアデンの保管室を出ると、まだアクシオンは出てきていないようだ。
他の家門の部屋には当主が許可しない限り出入りすることは出来ないという言葉を思い出し、確認してみようと思うヒリス。
試しにカリキアの部屋の扉に触れてみようとすると、バチっと拒絶されてしまった。このようにして侵入者を食い止めるようである。
どこまで強力に保護されているのだろうかと思ったヒリスは、異能の力を使ってこじ開けてみようとする。
バチバチっと激しい光が発せられ、少しずつ力を強めていく彼女に、ヒリス!という声が聞こえてきた。どうやらアクシオンが自分の家門の部屋から出てきたようである。
彼は、扉をこじ開けようとしているヒリスの手を掴み、制止させようとするのだった。
【23話】感想
四季の森に同行して丁寧に説明してくれるアクシオンに対して、ヒリスは親切な人だと感じていました。やはり良い人なのですね。クリスティアンとはだいぶ対照的です。
そんなアクシオンに、無理やり他の家門の扉をこじ開けようとしているところを見られてしまいました。何か誤解されたりしてしまいますかね…?侵入しようとか悪意があったわけではないのですが。
アクシオンは正義感が強そうなので、ちょっと心配になってしまいます。ただ興味本位でやってみたというだけで見過ごしてくれたらいいですけどね…。
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