ピッコマで公開されている「接近不可レディー」のネタバレと感想になります。
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「接近不可レディー」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【22話】ネタバレ
アクシオンとの初めての出会い
ヒリスが12歳だった頃。舞踏会の場で陰からこっそり覗き見ている相手がいた。
それは当時15歳だったアクシオン・ベルゼット。
振り向いた彼と目が合うと、ヒリスは顔を赤くしながら動揺して隠れた。
それがアクシオンとの初めての出会いであった。
一緒に四季の森へ
ヒリスは四季の森に入るためにアクシオンに同行してもらうことに。
王の宮殿で待ち合わせをしていると、アクシオンは少し前に着いていたようだ。
階段をのぼり彼のもとに向かう途中、階段の下から見上げた彼の姿を見て、ヒリスは過去の記憶を思い浮かべた。
その時は私が上から見下ろしていたね…と。その記憶の中のヒリスは異能の力を使いながら不気味な笑みを浮かべていた。
ちょうど同じ場所だか感慨深いと感じたようである。
それから2人は合流し、アクシオンはヒリスから何か香りを感じると言う。異能の開花により出てくる匂いなのだろうか。
ヒリス自身はあまり感じることができないようだが、その匂いにアクシオンは何か意味深な表情を浮かべる。そして、少し危険な感じが…と呟くのだった。
中に入るためには
四季の森へ向かいながら、ヒリスとアクシオンはいくつか会話を交わす。
あと何度を同行を要請するかも…と言うヒリスに、彼はそれを快く受け入れてくれるようだ。他の相手だったら断っていただろうとも。
またこの間イノアデン家の屋敷を訪れたときに、アクシオンがヒリスに何か確認したがっていた件。
それについて何だったのかヒリスが聞いてみると、急な用事ではないのでまた後で伺いますと彼は答えるのだった。
いよいよ四季の森につながる99番目の扉に到着し、アクシオンは手を差し出してくる。
何のことか戸惑うヒリスだが、どうやら四季の森に入るには接触が必須なのだと。お互い触れていなければ結界を超えることが出来ないと言う。
仕方ないと思い、ヒリスはアクシオンと手をつないだ。
するとその時ちょうどクリスティアン・パルベノンと遭遇する。
クリスティアンは手をつないでいる2人の姿を見て、少し驚いた表情を浮かべ、どうしてお2人が一緒にここに?と聞いて来る。
アクシオンは特に答えることもなく、準備が出来たら入りましょうと言ってヒリスの手を引いて99番目の扉に入って行く。
アクシオンとクリスティアンは仲が悪いようね…とヒリスは思った。まあ私には関係ないけど…とも。
扉に入る2人の後ろ姿を見送り、クリスティアンは苛立った表情を見せているのだった。
そのルールの意味
99番目の扉を通ってから、2人は四季の森へ向かって進んで行く。
入るときと同様に出るときにもお互い接触していないといけないのだと。
なぜそのようなルールがあるかはアクシオンも分からないと言う。
ただそこは4大家門の当主しか出入りできない閉鎖的な空間であり、良くないことが起きるのを防ぐためではないかという説があるのだと。
2人で入っても1人死んでしまったら、もう1人はそこから出ることが出来なくなるのだ。つまりその閉鎖的な空間で他の家門の当主を害することは出来ないのである。
しかしヒリスは単純な疑問を感じた。3人で入って1人を殺せば、残った2人は出て来れるのではと。
それでもそんなルールなど私には関係ないことだと思うヒリス。
どうせ私は自分の死ぬ方法を探しに来たのだから。
彼女がそんなことを思っていると、四季の森に到着するのだった。
【22話】感想
階段の下から見上げたアクシオンの姿を見て、ヒリスは過去の記憶を思い返していました。それは不気味に笑いながら彼を見下ろすヒリス。
あの不気味に笑っている感じからすると、これまでの話にでてきた7回目の人生で復讐のために皆殺しにしたときの出来事でしょうか。
やはり7回目の人生では、アクシオンとの何か特別なエピソードがありそうな気がします。
それから99番目の扉に入る前に、偶然出会ってしまったクリスティアン。彼は憤っている様子でしたね。何だかヒリスのストーカーみたくなりそうで怖い…。
そしてヒリスが四季の森に来た理由。それは彼女自身が死ぬ方法を探すためだそうです。予想もしてませんでしたが、でもなんか納得してしまいました。
死ぬたびに人生が繰り返されるので、嫌になってしまったのかもしれませんね。それでもう過去に戻ることなく本当の意味で死ぬ方法を見つけたいのではないでしょうか。何だか悲しくなってしまいます…。
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