ピッコマで公開されている「今世は当主になります」の感想と考察になります。
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「今世は当主になります」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【48話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
ルーラックの言葉
前回のルーラックとペレスの会話には続きがあり、その回想シーンが描かれていました。
ルーラック曰く、ペレスを利用して皇后の勢力を根こそぎ排除するつもりなのだとか。それと同時にペレスとしても母を追い詰めた敵に復讐できるだろうとも。
お互いにウィンウィンの関係ということですね。
それに加えて、ペレスの首輪はロンバルディが握っているとも発言していました。
う~ん、その言葉を聞いたペレス本人はどう思うのですかね…?首輪を繋がれていると言われるのはあまりいい気はしないですが…。
ペレスはその会話を思い出して今回もボーっとしていたようで、もしかしたら前回から表情が浮かないのはそのせいだったりするのでしょうか。
自分はロンバルディに生かされている立場なのだというのをルーラックの言葉で認識させられ、複雑な心情になってもおかしくはないですよね。
まあペレスはまだ幼いので複雑なことは気にせず、この皇居での苦しい生活から抜け出せると前向きに考えて欲しいです。
皇帝への謁見
ペレスとフィレンティアが離宮で待っている間、ルーラックは皇帝に謁見していました。前回行くところがあるとルーラックは言っていましたが、やはり彼の用事は皇帝と話すことだったんですね。
ルーラックが第2皇子がずっと毒を飲まされていた事実を伝えるも、皇帝はあまり興味が無い様子。皇帝もまた酷い人間でしたか…。
ただルーラックが皇帝の抱えている問題を一つ一つ指摘し始め、皇后の出身家であるアンゲナスがやりたい放題悪事を働いている事実を突きつけると、さすがに皇帝も動揺している様子。
アンゲナス家は皇帝の知らないところで、脱税だったり皇室の資産流失だったり、悪行の限りを尽くしているみたいです。
それから動揺している皇帝に、第2皇子の存在で皇室内の不遜な勢力を抑えつけることができるとルーラックは提案していました。
いいですね~。これまで存在しないかのように扱われていたペレスですが、また第2皇子としてあるべき座に戻そうということでしょう。
そうすれば皇后派の第1皇子アスタナに対抗する勢力になりますからね。
うまく皇帝を誘導して思い通りに事を進めようとしているルーラックはさすがです。
一方で皇帝のあわあわと動揺しているところを見ると、だいぶ無能な感じがしてしまいますね…。皇室のトップがそうだからこそ、皇后が暴走してしまうのでしょう。
ルーラックの思い通りに進めることができるのか、これからの展開が楽しみです。
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