ピッコマで公開されている「今世は当主になります」の感想と考察になります。
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「今世は当主になります」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【25話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
予想外の検問
ギャラハンとフィレンティアを乗せた馬車は皇居に入るときに検問を受けることに。
どうやらそれは予想外のことらしく。これまでロンバルディの紋章が描かれている馬車は問答無用で皇帝の執務室まで行けたみたいですが、皇后ラビニの命令で今回検問が行われているようです。
皇帝の執務室まで行くことが許可されているとは、いかにロンバルディが力を持っているかが分かりますね。
ただそれが今回ラビニの命令によって無下にされたわけです。やはり厄介な奴ですね…。
フィレンティアがメルコーン薬を持っていない限り検問自体は何の問題もなかったとは思いますが、お互いの信頼関係的には良くないでしょう。
ロンバルディを馬鹿にするような命令を下したラビニには文句を言ってやりたいですね。
ある人物を探すフィレンティア
警備隊にはギャラハンが対応して何事もなく検問を終えることに。
というのも警備隊が馬車の中を見たとき、そこにはフィレンティアの姿は無かったようで。馬車の反対側のドアが開いていて、彼女はどこかへ行ってしまったみたいです。
そのことに気づいたギャラハンは焦って娘を探し始めました。
まあ逃げたおかげでメルコーン薬はバレずに済みましたが、姿を消すとは予想外ですね。
ただ彼女は闇雲に逃げ出したわけではなく、ちょうど彼女が探していた人物を馬車の中から目撃したよう。
その人物とは第2皇子ペレス。彼のことを偶然にも見つけて、馬車から飛び出した結果検問からも逃れることができたみたいです。
検問中にたまたま探していた人物を見つけるとは幸運かもしれませんね。
第2皇子ペレスの悲惨な境遇
馬車を飛び出して森の中に入り、地面に座り込んでいるペレスに近寄ると、彼はボロボロの格好でした。
しかもお腹が痛いらしく、雑草でも食べて治そうと草をむしっているようで。
まるで皇子とは思えない状況ですよね…。これだけでも彼が皇居でどれほど苦しい生活をしているのかが伝わってきます。
どうやら皇后ラビニはペレスの母を森の中にある離宮に閉じ込め、母が死んだあとはペレスに継続的に毒を飲ませていたとか。
死なない程度に地道に飲ませていて、それが今のペレスの体調不良につながっているということなのでしょうね。
そしてペレスが信頼できる乳母さえも皇宮を追い出され、今彼は皇宮で一人孤独に生きているのだと。
ラビニのやっていることがあまりにも酷すぎます。人の心など持ち合わせていないのでしょうね。
想像以上のペレスの悲惨な境遇にフィレンティアは驚き、弱り切っている彼に話しかけてメルコーン薬を渡すも、君も死ぬかもしれないからと薬を返されてしまいました。
他の人を道連れにしたくないという彼の優しさが表れている気がします。
それと同時に、もう生きることを諦めているかのような希望を失った彼の表情が見ていて辛いですね…。
どうにかしてペレスを救いたいところですが、果たしてフィレンティアが彼の助けになることは出来るでしょうか。続きが気になるところです。
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