ピッコマで公開されている「悪女を殺して」のネタバレと感想になります。
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「悪女を殺して」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【19話】ネタバレ
イアソンの警告
お邪魔したかしら?とエリスは言うと、イアソンとヘレナの間に割って入った。
そして、皇后が探していたとヘレナに伝えると、彼女はお礼を言い皇后の元に足早に去って行った。
ヘレナがこの場から去ると、皇太子は彼女を追いかけて行った。もし、エリスが声をかけなかったら、嫌な三角関係イベントが開かれていたはずであった。
もっと周りに気を配るべきだとエリスが言うと、どういう意味かと聞き返してくるイアソン。
彼が気配を感じることができるソードマスターだと思い出したエリスは、彼が皇太子と私が見ていることを知った上でやったのだと気が付いた。
イアソンは前にヘレナのことを恨まないで欲しいと言ったことに対し、あれは警告だったのだと告げた。
彼はエリスがヘレナを苦しめたから頬を殴られたと思っているようであった。たしかに原作でエリスはヘレナをいじめており、彼がエリスを憎むのもわかる。
皆が幸せになるために早くエリスを殺してしまえばいいのにと思うエリスは、この場で自分を刺すようにイアソンに言った。
そして、彼の持っていた剣に手を伸ばすと、イアソンは彼女の手を取りそれを制止した。
そんな警告する時は相手を刺し殺すくらいの覚悟が必要だと言い、鋭い視線を送るエリス。
あなたは誰なんだ?とイアソンが驚いた表情を見せると、どうせ私には関心がないでしょう?と言い、エリスはこの場から立ち去るのであった。
アナキンを騎士に選んだ理由
帰りの馬車に乗ったエリス。対面する席には騎士のアナキンが座っている。
小説の中でエリスの騎士は名前さえ登場しておらず、顔もまともに描写されていなかった。
エリスはアナキンを見つめると、この男がエリスの唯一の理解者であり、エリスを愛するようになる人かと思った。
しかし、自分が本物のエリスでない以上、恋に落ちなかったり、裏切られる可能性も捨てきれないと考えた。
アナキンは口を開くと、なぜ自分を騎士に選んだのか尋ねた。そして、ミジェリアン侯爵の令嬢であり皇太子の婚約者であるエリスが、多くの騎士達の中から自分を選んだのは純粋な動機ではないはずだと言う。
エリスは父から秘密を漏らさず、代わりに死んでくれる者を騎士に選ぶように言われたことを思い出した。
ただ、私のために死んで…と答えるエリス。
エリスはアナキンの弱点を知っており、彼は抵抗できない。この首輪を離さないという自信があったから、エリスは彼を選んだのだった。
メデイアの提案
屋敷の部屋に戻り、ベッドに寝転ぶエリス。
おもむろに手鏡を手に取ると、そこには魔女メデイアの姿が。
彼女にいつも鏡を置くように言われていたことを思い出すエリス。彼女に元の世界に戻る方法についてわかったことがあるかを尋ねると、因果律は人間の身体では壊すことが出来ず、それが出来るには少なくとも龍の心臓を捧げるくらいのことをしないといけないのだとメデイアは答えた。
神殿に聞いてみましたか?とメデイアが聞き返すと、元の世界にいる身体の魂が死なないと無理で、その身体は空の状態だから実質不可能だと答えるエリス。
それを聞いたメデイアは、因果律を壊さなければ生きて戻れるかもしれないと言うのであった。
【19話】感想
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