ピッコマで公開されている「ウサギと黒ヒョウ様の共生関係」のネタバレと感想になります。
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「ウサギと黒ヒョウ様の共生関係」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【21話】ネタバレ
ビビの姿は
ビビとルーンがいる部屋にアヒンたちがやって来た。
ルーンの顔を見るや否や、剣を渡せとイブリンに命令するアヒン。
しかし、それはダメですとイブリンは言う。ルーンはライオン一族の首長家の息子であり、そんな者に手を出すわけには行かないからだ。
その話を聞いたビビは、この人がライオン一族の首長家の息子!?とルーンを見て驚いている。
そしてアヒンは護衛の剣を無理やり奪い取り、ルーンに詰め寄る。私の家で私のものを盗もうというのか?と。
そこでルーンがふと後ろを振り向くと、そこにいたはずの人間化したビビの姿はなく、ビビの羽織っていた布だけが落ちていた。
まさかと思い布をめくってみると、そこにはウサギの姿に戻ったビビがいるではないか。
ビビ自身もそこで初めて自分がウサギの姿に戻ったことに気づいたようで、お互いに驚いてルーンと顔を見合わせている。
そんな唖然としているビビとルーンだが、拉致は未遂だけでも重罪だぞ!とアヒンはルーンを詰め寄る。
どうやらアヒンが来た瞬間にはウサギに戻っていたようで、彼に人間化した姿は見られなかったようだ。
バレるわけにはいかない
自分がウサギを連れ去ったことにされて納得できないルーンは、反論するために何か言うとするが、とっさにビビはルーンの顔に頭突きをして喋らせないようにした。
人間化したことがバレるわけにはいかない!そのことを言ったらただじゃおかないぞ!
そういう目でビビはルーンを睨みつける。
まだ何か言おうとするルーンに対し、ビビは必死にパンチやキックを入れて黙らせる。
ビビがルーンを攻撃する光景を見て満足したのか、アヒンはご満悦の様子だ。
アヒンは、返してもらうよと言ってルーンからビビを奪い取り、この騒動はひとまず収まることに。
ただルーンに対する周囲の目は厳しかった。ライオン一族の首長家の息子がアヒンのものであるウサギを拉致したという話が広まり、皆ルーンに冷たい視線を送ったのである。
ルーンが悪者扱いされることになり、ビビは何だか申し訳ないと少し罪悪感を感じるのだった。
翌朝のルーン
翌朝、ルーンはげっそりとしていた。自分はウサギを拉致などしていないと必死に主張したわけだが、結局皆信じてくれなかったからだ。
そして人間化したビビのことを思い出していた。そのにおいは間違いなく黒ヒョウのもの。
ウサギにそんなにたくさんのフェロモンの香りをつけておくとは、あの傲慢なアヒン・グレースが恋にでも落ちたのだろうと彼は思った。
そしてまたそのウサギは自分が獣人であることをアヒンに隠したがっていた。だから自分に喋らせないよう攻撃してきたのだということをルーンは理解していた。
このことから、アヒンはウサギが獣人であることを知らないのではないかということも推測された。
ただルーンは腑に落ちないこともあった。獣人なのにそんなに長い時間動物の姿でいられることに疑問を感じていたのだ。
一体彼女は何を隠しているんだろうかと思うルーン。
そんな彼の頭にはふと人間化したビビの顔が浮かんできて、なぜその姿が頭に浮かんでくるのだろうか…と彼自身も戸惑うのだった。
【21話】感想
結局ビビはウサギの姿に戻ってしまいましたね。それで人間化した姿をアヒンに見られることはなく。
これから暫くルーンと2人だけの秘密にしていくのでしょうか。何となく予想していた展開通りです。男主人公以外の重要な男キャラと秘密を共有するというのはベタな展開なので。笑
今後ビビとアヒン、そしてルーンも含めてどんな物語が展開されていくのか楽しみなところです。
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