ピッコマで公開されている「ウサギと黒ヒョウ様の共生関係」のネタバレと感想になります。
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「ウサギと黒ヒョウ様の共生関係」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【15話】ネタバレ
黒ヒョウとオオカミの混血
オオカミが現れた騒動の後、調べたところによるとそれは黒ヒョウとオオカミの混血だったという。手続きの簡単な臨時雇いの募集に応じて侵入したらしい。
そして正体がバレるのを恐れてその場で自決したというのだ。
その話を聞いたビビは腑に落ちていないようだ。なぜわざわざ私を狙ったのだろうかと。
そんなことを考えていると、彼女のことをそっと触ろうと手を出してくる男がいる。ライオン獣人のルーン・マニアンツだ。
しかし触ろうとしてくるその指をバシッとはねのけるビビ。またライオンのにおいをさせたらその時は…と怖い顔をして言っていたアヒンの言葉があったため、ルーン触られるわけには行かないのである。
ルーンはビビに興味津々であり、こちらはまだ人間化していない獣人でしょう?とメイミに聞くが、彼女は普通のウサギであると答える。
言葉が分かるのは少々特別なウサギだからだと。
そんなメイミの話にルーンはあまり腑に落ちていないようである。なぜオオカミがこのウサギを襲ったのだろうかと疑問に思っているのだった。
ビビが初めて知る事実
近々グレース家では舞踏会が行われる予定だ。
今回の騒動で延期になるかなとルーンは考えていたようだが、メイミ曰く予定通り開催するようである。
その話を聞いたビビは、だから最近見慣れない使用人が増えたのかと思った。これだけの大きな屋敷であればラビアン家の倍の規模になるかもしれないとも。
派手な舞踏会を思い浮かべ、ビビは目をキラキラさせた。
それから会話の中でビビは彼女の知らなかった衝撃の事実を知ることになる。
それはいま彼女がいるグレース家が黒ヒョウ国における首長の家門であるということ。バレンスが首長であり、アヒンは次期首長なのだ。
その事実を知ったビビは衝撃を受けながらも、どおりでアヒンが傍若無人でわがままなわけだと腑に落ちた。
それからビビは過去に聞いた恐ろしい話を思い出した。黒ヒョウ国の首長の家では毎回獣人たちが殺されて森は死体だらけだという話である。
ビビはそんな残酷な黒ヒョウ国の首長家にいることを自覚し、真っ青になるのだった。
メイミを助けるため
その日の夜、アヒンはメイミのことを罰するとビビに話す。
メイミをビビの世話係としてつけたのは、彼女が武術が出来るため監視と護衛を兼ねていたのだと。
しかし今回ビビがオオカミに食べられそうになるという事件が起こり、メイミは自身の任務をまともに遂行できなかったと判断されたのだ。
黒ヒョウ国においては命令に背いた部下を斬首刑に処すこともあるのだという。
そう話すアヒンに対し、メイミを罰しないで!という思いでビビは首を横に振る。
今回メイミがビビを守れなかったのは、ビビの好きな干し草を取りに行くために10分程度持ち場を離れたからだ。決して彼女は悪くないとビビは思っていた。
ビビの必死の訴えもあり、メイミを許してやると言うアヒン。ただし代わりに命令があるとも。
それは他の場所では泣くなということ。特に人前ではダメだと言う。そして自分が要求する時にだけ、自分の前だけで泣けと。
アヒンの要求の真意などビビには全く理解できないものだが、メイミを助けるために約束を交わすのだった。
【15話】感想
そういえばビビはグレース家が黒ヒョウ国の首長家であることを初めて知ったのですね。とっくに知っているかと思っていました。笑
ビビはメイミを助けるためにアヒンと約束を交わしていますが、アヒンの命令は独特というか…。
他の場所では泣かずに自分の前でだけ泣けと。しかも要求した時だけ…。アヒンの望んでいることがいまいち分からないですが、独占欲的な感じなのでしょうかね?
今後の2人の関係がどうなっていくのか気になるところです。
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