ピッコマで公開されている「ウサギと黒ヒョウ様の共生関係」のネタバレと感想になります。
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「ウサギと黒ヒョウ様の共生関係」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【13話】ネタバレ
ビビのフェロモンの価値
アヒンは、ラビアン家から送られて来た調査隊の男たちを始末した後、岩に腰かけて一休みしていた。
そしてその男たちから聞き出したビビが獣人だという事実を振り返る。
18歳といえばアヒンやイブリンと同い年であり、その年齢で人間化できないとは信じられないとイブリンは言う。
しかし確かにビビは本を読んだり文字を使ったりすることができ、ただのウサギではないのは明白だ。
疑っているイブリンに対し、アヒンはビビが獣人だと確信しているようである。
そしてアヒンは、ビビの寝ている姿は食べたくなるのだと話す。彼女は寝ているとき強いフェロモンを発散しているのである。
それと同時にアヒンは一晩で怪我が回復した時のことを思い出し、もし見込み通りであればビビのフェロモンは長い間利用できるものだとも感じていた。
アヒンは、ビビのフェロモンに絶対に見逃せない価値があると考えているのだった。
一説によると
ビビは屋敷の中で読書をしていた。アヒンの帰りが遅いと思いながら一人で過ごしているのだ。
彼女が呼んでいるのはバレンスから貰ったフェロモン理論という本。
そしてその本にはこう書いてあった。
一部では内在したフェロモンが非常に強いとき、人間化が遅くなるという説が存在すると。実際に扱いにくいフェロモンを持ったキツネ獣人は5歳の時に人間化したという事例もあるという。
未だに人間化できていないビビにとっては興味深い話である。
そんな内容を読みながら、自分の場合はどうなのだろうかとビビが頭を悩ませていると、ふと不審な侍女の存在が目につくのだった。
不審な侍女
ビビが目についた不審な侍女。
その侍女はさっきからずっと同じところを何度も拭いたり花瓶をいじったりと、意味のない行動ばかりしているようだ。
それであってチラチラとビビのほうを見て不気味な表情を浮かべている。
すると次の瞬間ビビのほうに近寄って来て、おいで…と言って手を出してきた。
その不気味な様子に、思わずとっさに逃げるビビ。これまで見た獣人の中でも一番悪そうな雰囲気を感じる。
距離をとろうとしてもその侍女は距離を詰めてきて、ビビは恐怖を感じる。周りを見渡しても助けてくれそうな人はいない。
その侍女はチラチラと周りを見回して周囲に人がいないことを確認すると、パァっと光に包まれて猛獣の姿に変わったではないか。
まさか…オオカミ…!?と思いビビは青ざめるのだった。
【13話】感想
なんだかビビのフェロモンには特別な力があるようですね。アヒンはそのことを感じていて、しかもビビの呼んでいる本にはフェロモンが強いと人間化が遅れるということが書いてありました。
これはもうビビのフェロモンが特別なもの過ぎて18歳でも人間化できていないという話になりそうです。まだ確定はしていませんが…。
そしてビビが一人の時に、オオカミ獣人?と思われる奴が襲ってきました。当然ビビには太刀打ちできないと思うので、早くアヒンに助けに来て欲しいところ!ヒヤヒヤしますね。
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