ピッコマで公開されている「しがみついても無駄です」の感想と考察になります。
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「しがみついても無駄です」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【8話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
母の遺品がある部屋
ビエナの成人式が終わってからカイラは母の遺品が保管されている部屋へやって来ました。
彼女は自分がやっていることが正しいのかちょっと不安になったよう。ラカンやビエナへの復讐に迷いでも感じているのでしょうか?悪いのは奴らなので迷わず突き進んで欲しいですけどね。
そんな不安を覚えているカイラにとってその部屋は心を落ち着かせられる場所なのかもしれません。
ただここから不快な出来事が。たまたまドアが開いていたからとビエナが興味本位でずかずかと入ってくるという。入ってはいけない場所だと言うカイラの忠告も真剣に聞いている様子はなく。
本当にビエナの行動には腹が立ちますね…。無理やりにでも部屋から追い出してやりたいものですが。
それから宝石箱の中身がどうしても見たいらしく、持ち主しか開けられないということでカイラはやむを得ず宝石箱を開けてあげることに。すると一つくらい貰ってもいいだろうとビエナは宝石に手を伸ばしてきました。
大事な母の遺品だというのに気安く貰おうとする神経が分かりませんね…。早く復讐して痛い目に遭わせて欲しいです。
屋敷内のカイラの味方
カイラの母の大事な遺品に気安く触ろうとするビエナの手をガシッと掴んで制止する者が。それはビエナの実の弟アンドレアでした。今回初登場ですね。
彼は前世でいつもカイラのことを気遣ってくれていた人物であり、彼に促されてビエナは部屋を出て行くことに。
そしてアンドレアが姉の無礼な行動を代わりに詫びてくれました。
ビエナとは違ってまともな人ですね。実の姉弟とはとても思えません。
それからアンドレアはビエナには気を付けて欲しいとカイラに警告してくれました。実の弟ですから姉がどれほど狡くて卑怯な人間かよく分かっているのでしょう。
この感じを見るとアンドレアはカイラにとっては頼もしい味方になってくれそうです。
フェイロンといいアンドレアといい、カイラは気づかなかっただけで味方が周りにいたのですね。今世は彼らと協力してラカンやビエナと戦ってほしいです。
オルシエ侯爵の暴挙
オルシエ侯爵は最近屋敷の使用人を入れ替えると言い始めたよう。そして執事ブアゼルもタウンハウスから領地の邸宅に異動させられるとか。
カイラはシェフのヘンソンやメイドのソレン、マリナ、そして執事ブアゼルから話を聞いてその事実を知ることに。
現在の使用人たちも執事も屋敷から追い出されてしまうということで皆そわそわしているみたいです。
急に職を失うわけですから穏やかではいられないですよね。オルシエ侯爵からしたら屋敷で働いている人たちがどうなろうと関係ないのでしょう。非道な人間ですから。彼が何を企んでいるのかは気になるところ。
一方でカイラは皆のことを守ろうと動き出し、使用人たちの雇用契約書、給与支給内訳書、物品購入書など全て持ってくるようにとブアゼルに指示していました。
オルシエ侯爵が持っている人事の権限を奪ってしまおうとカイラは考えているみたいです。
いいですね~。全ての書類を持ってくるよう指示したところを見ると、もしかしたらオルシエ侯爵の不正でも暴こうというのでしょうか?今後の展開が楽しみです。
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