ピッコマで公開されている「しがみついても無駄です」のネタバレと感想になります。
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「しがみついても無駄です」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【7話】ネタバレ
手を組まないか
私と手を組みませんかとハルペン伯爵夫人から提案されたカイラ。
その言葉が本心だとすれば強力な味方が出来たも同然であり、彼女はニコッと微笑み返す。
後日招待状とハルペン家の者を紹介すると夫人は言うのだった。
そんな話をしていると、ラカンとビエナはダンスを踊り終えたようである。
そしてラカンはカイラのほうを向いて名前を呼んでくるが、彼女は無視してその場を立ち去った。
会場を出て行こうとするカイラは、オルシエ侯爵とばったり鉢合わせる。
そして彼は、話がある!と言って険しい表情をしている。カイラはフェイロンを待たせているからと言ってひとまずその場を逃れ、またその後にオルシエ侯爵のところへ行くと約束するのだった。
あなたなら分かってくれる
フェイロンのところへ行こうとするカイラだが、今度は廊下でラカンとばったり会った。彼女のことを待ち伏せていたようだ。
彼はカイラの腕をグッと掴み、僕とビエナは何の関係もない!と主張してくる。ビエナとくっつけようとしてくるカイラの行動に我慢できなかったのだろうか。
腕を強く掴まれてカイラが痛がっていると、ちょうどそこにフェイロンが現れ、彼の威圧感にラカンは少したじろいだ。
それからラカンは、君が僕から遠ざかっていくようで悲しかったんだ…と言って涙を流し、カイラに訴えかける。
そんな彼の涙を冷めた目で見ているカイラ。これ以上ない名演技ね…と。
そして彼女はフェイロンの婚約者として傍にいるつもりだからとはっきり言う。あなたなら分かってくれるって信じてるわ…とラカンを冷たく突き放して立ち去るのだった。
あなたなら分かってくれるって信じてるわ…
その言葉は前世でラカンに言われた言葉と似ている。
カーラ、君は僕の一番の親友だ…これくらい分かってくれるだろう?
ラカンからそのように言われた言葉を思い出し、敢えて似たフレーズを言い返したのだろうか。
フェイロンの意外な一面
ラカンと顔を合わせて彼に利用された前世を思い出したからか、カイラが曇った表情でうつむいていると、具合でも悪いのですか?とフェイロンが気にかけてくれる。
そして自分に出来ることがあれば何でもすると言い、以前忠臣のメルビンに聞いた面白い話を話し始めた。
そんなフェイロンの一面はカイラの知らなかった部分だ。フェイロンにこんなかわいい一面があったなんて…と思い彼女は嬉しそうに微笑む。彼女の笑顔にフェイロンも嬉しそうだ。
この後オルシエ侯爵と会わなければいけない約束になっているカイラだが、逃れる口実を作るために宴が終わるまでフェイロンと一緒にいてもらうことに。
それから再びオルシエ侯爵と遭遇したわけだが、フェイロンが一緒にいたことによりあっさりと彼を遠ざけることができた。カイラの思惑通りである。
また僕の助けが必要なときは遠慮なく言ってくださいとフェイロンが言うと、カイラは満面の笑みでお礼を言った。
そんな彼女のことを見て、フェイロンは頬を赤らめ照れているのだった。
【7話】感想
ラカンは捨てられそうになると涙を流してすがりつこうとするのですね。名演技ねと蔑んだ目で見ていたカイラが痛快です。
今のところ一方的にカイラが主導権を握っている感じですね。ここからラカンの反撃はあるでしょうか。ぜひカイラには返り討ちにしてほしい。
またフェイロンには面白い話をし始めるなど意外な一面がありました。ラカンとビエナへの復讐心でフェイロンと手を組んでいるカイラですが、彼の好感度は日に日にアップしていそうです。
フェイロンはカイラにぞっこんという感じなので、幸せに結ばれて欲しいところです。
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