ピッコマで公開されている「しがみついても無駄です」のネタバレと感想になります。
「あらすじ」や「漫画や小説の先読み方法」や「みんなの感想・レビュー」はこちら!
←前回 | 今回 | 次回→ |
第25話 | 第26話 | 第27話 |
「しがみついても無駄です」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【26話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
衝撃の事実
アンドレアから渡された手紙に目を通したカイラ。
それはアンドレアの母ディエラが彼に宛てた手紙であり、衝撃の内容が書かれていた。
まずディエラが愛していたのはアンドレアの父ではないということ。彼女が愛していたのはトラビスであり、トラビスもまたディエラのことを愛していたとも。
そして、そんな愛し合った2人の子供がビエナだというのだ。
つまりビエナはトラビスの実の娘ということになる。
その事実を知ったカイラは表情が一変して険しくなる。母を裏切って父が…!?と。
父がビエナのことを大切にしていたのはそういう理由だったようだ。
アンドレアは、いずれカイラが知っておかなければいけない事実だと以前から思っていたという。それでこのタイミングで持っていた手紙を見せたのだ。
あまりの衝撃に、カイラは顔色が悪いまま自分の部屋に戻っていく。
この事実は2度目の人生を生きなければ知らなかったはずのこと。自分の知らない事実はこれだけなのか?これ以上知ってしまったら…と彼女は恐怖を感じるのだった。
ディエラの居場所は
アンドレアが母ディエラからの手紙を受け取ったのは、アンドレアとビエナがここタウンハウスにくる1年前のことだったようだ。
渡された2枚の手紙の内もう1枚のほうを見ると、ディエラが秘密をアンドレアに教えた理由が分かった。
どうやらトラビスは公爵になるためにディエラのことを捨てたようである。
おそらくディエラが望んでいるのは復讐。カイラがラカンに持っているものとあまり変わらない感情だろう。
カイラはブアゼルに指示し、ディエラに接触を試みることに。
それから3日後、カイラによってメイド長に昇格したソレンから報告が入る。ディエラは現在ロディア修道院で過ごしていることが判明したと。
カイラはすぐにアンドレアとソレンを連れてロディア修道院を訪ねることにした。ソレンは剣術を身に着けているため、護衛の役割も兼ねてである。
修道院は女しか入れないため男の護衛騎士は連れて行くことができない。そのためソレンに護衛を任せるのだ。
男とはいえ、アンドレアはディエラの息子でありまだ未成年なので例外である。
そしてカイラはアンドレアとソレンと共に、馬車に乗ってロディア修道院へ向かうのだった。
ディエラが明かす真相
一行はロディア修道院に到着し、ディエラのところへ案内してもらう。
ここまでお越しいただいたのですねと頭を下げるディエラ。
そして彼女は、カイラに渡すためのプレゼントを部屋に置いてきたからと、アンドレアに取りに行くよう頼んだ。
アンドレアが席を外した後、早速話を始めるカイラとディエラ。
ディエラは、一つだけ約束してもらえれば全てのことに答えると言う。彼女の言う約束は、アンドレアのことを保護してほしいということ。
それだけですか?とカイラは聞き返した。彼女にとってアンドレアは大切な弟であり、今までもそうしてきたのだ。そしてこれからもそうするつもりだと約束する。
そしていよいよ本題に入る。
ディエラが最初に話し始めたのは、ビエナをオルシエ侯爵家に送るというのは自分で下した決断ではないのだと。ある者の指示だったのだと言う。
ビエナを送るように指示したまさかの人物。それは第五皇子ラカンだというのだ。
まさかの事実にカイラは青ざめる。
そして、さっきアンドレアに部屋から持ってくるようにと頼んだのが、その証拠になる手紙だという。アンドレアが持ってきたら一緒に確認しようと。
第五皇子が…とビエナは険しい表情を浮かべているのだった。
【26話】感想
色々と複雑になってきましたね…。ビエナの父親がまさかのトラビスだったとは。どうりでビエナに優しかったわけですね。
それに作品の中では触れられていませんが、髪の色も瞳の色も似ていることも実の親子であれば納得です。
それからビエナをオルシエ侯爵家に送るように指示したのがラカンだったようですね。カイラを裏切るための準備を着実に進めていたのでしょうか。許すまじです!
←前回 | 今回 | 次回→ |
第25話 | 第26話 | 第27話 |