ピッコマで公開されている「しがみついても無駄です」の感想と考察になります。
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「しがみついても無駄です」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【16話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
見苦しいオルシエ侯爵
カイラのものを盗んだことが判明したビエナ。しかもそれはカイラが大切にしている母の形見である宝石箱だったよう。
しかしオルシエ侯爵が間に割って入り、ビエナが盗むはずがないと主張。とにかく盲目的にビエナの肩を持ちたいみたいですね。
ビエナが所持していたという証拠を提示して言い逃れが出来なくなると、今度はカイラがきちんと管理していなかったせいだなどと言い出しました。だからビエナが拾ったのだと。
さすがに苦しい…。こんな無茶苦茶なことを話してて恥ずかしくないのですかね?
カイラは最終手段として最も決定的な証拠を突きつけることに。それは盗難防止のための魔法によって残された映像。そこには拾っているなんてものではなく、しっかりと保管しているものを盗み出しているビエナの姿がありました。
これはもう言い訳のしようがなさそうですが、オルシエ侯爵はまだいちゃもんをつけてきました。わざとビエナに見せびらかして欲しがるように仕向けたのだと。
なんかこの人とは話していて疲れますね…。もう会話するだけ時間の無駄でしょう。どんなに証拠を突きつけてもカイラを悪者にしようとするのですから。
以前カイラは父について、何でも自分の思い通りにならないと気が済まない人物だと話していましたが、こういうことだったのですね…。自分の考え以外のことは認められないのでしょう。
とにかくオルシエ侯爵はとんでもないヤツだということが今回の話で分かりましたね。
カイラのシナリオ通り
家族での食事の場。オルシエ侯爵、カイラ、ビエナ、アンドレアらが一緒のテーブルに。こんなメンバーで食事なんてしたくないですね…。
どうなるかは容易に想像がつきましたが、案の定オルシエ侯爵がカイラに突っかかってきて口論に発展。オルシエ侯爵が机をたたいたせいで熱いスープがカイラの手にかかり、火傷してしまう事態に。
それでもオルシエ侯爵は心配する様子もなく。本当に非道な奴です。
そんな騒動の中でカイラは突然涙を流してオルシエ侯爵に訴え始めました。尽くしてくれた使用人たちを解雇したこと、それから過去のブランコ事件について。
カイラは2度目の人生で真相を知ったみたいですが、ブランコ事件はオルシエ侯爵の策略だったみたいですね。カイラに傷が残るようブランコを細工し、怪我によってラカンを遠ざけようとしたとか。
そのためにわざと娘に怪我をさせるとか人の心がないのでしょうか。もしかしたらカイラにとってビエナとラカン以上に害悪な存在なのかもしれません…。
カイラが事件の真相を明かすとともに額の痛々しい傷跡を皆の前で見せると、その場にいる屋敷中の人々の視線はオルシエ侯爵に集まり、彼はたじろいでいました。
横暴な父親と可哀そうな娘という状況を作り出すのがカイラの作戦だったようで、全てがシナリオ通りに動いているみたいですね。
果たしてカイラのシナリオは上手くいくのでしょうか。続きが楽しみです。
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