ピッコマで公開されている「接近不可レディー」のネタバレと感想になります。
「あらすじ」や「漫画や小説の先読み方法」や「みんなの感想・レビュー」はこちら!
←前回 | 今回 | 次回→ |
第33話 | 第34話 | 第35話 |
「接近不可レディー」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【34話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
ヒリスへの招待状
ヒリスの元にはリカルドが屋敷に帰って来たという報告が入った。メイ曰く、彼は殺伐とした雰囲気で様子がおかしいらしい。
メイもヒリスも知る由はないが、オズモンドたち令息との不憫な思いをした集まりからの帰りなのだろう。
しかしそんなメイの報告にヒリスは全く関心がないようで、彼女宛てに届いた手紙に目を通していた。
手紙の大半は招待状や求婚状。彼女が当主になった途端この有り様である。
その中で、へリオナ・アメリエから届いた招待状に目を留める。それはへリオナとオズモンド・マリベルの婚約一周年記念パーティーへの招待だ。
リカルドはオズモンドの親友だから今日話を聞いたかもしれないねとヒリスは思う。
そして、今世でも”あの出来事”が起こるのだろうとも。そのパーティーで起こるであろうことをヒリスは知っているだ。
ヒリスはそのパーティーに参加の返事を送ることにするのだった。
ある地下牢で
日が暮れた頃、そろそろ行かなきゃ…と一人呟くヒリス。
とある建物の地下では、気味の悪い生き物たちが牢屋に閉じ込められていた。そこに2人の男たちがやって来て、油をまき火をつける。
その男たちは、カリキアとベルゼットに見つかる前に早く処理して行こう!などと言っている。
そんな男たちの前に突然現われたヒリス。この状況を知っていて、何か目的があってここにやって来たようだ。
お前は何者だ!?と動揺している彼らをヒリスは異能の力で一瞬で倒し、そして牢屋に閉じ込められた気味の悪い生き物たちを見てこう思った。
カリキアの血が無ければ普通の動物だったはず。以前の私もあんなだったのだろう。
そう思いながら、ヒリスはその生き物たちを始末することにするのだった。
その生き物の正体
その気味の悪い生き物たちは、カリキアの血を与えられて作られた奇形魔物であり、一般的な魔物よりも強くて暴悪なのである。
そのため簡単には殺せないが、彼らにも一つ弱点がある。それは体内に生成された核を探して破壊すること。それはカリキアの血で作られた核であり、かすかに異能を感じられるため探し当てるのは難しくない。
楽になりますように…と思いながら、ヒリスはその生き物たちの体内にある核を破壊していくのだった。
前世と同じであれば、カリキアとベルゼットがすぐにこの場所を発見することになる。
遅かれ早かれ奇形魔物はこの世に姿を現すことになるだろう。その理由が明らかになれば、4大家門は大きな混乱に包まれることになるのだ。
ヒリスが何もしなければ、この後にここを訪れるアクシオンたちによってすぐに明らかになっただろうが、そうなったら彼女にとっては面倒なこと。そのため彼女はその奇形魔物を始末したのである。
遅れて来たアクシオン
それから少し経ち、ヒリスが想定していた通りアクシオンがその地下牢を訪れた。
競売にかけられたカリキアの血との関係があるかもしれないということでその場所を訪れたわけだが、そこはすでに火で焼かれて証拠隠滅されている。
燃え尽きた後の灰を落としながらアクシオンが中に入って行くと、そこには魔物たちの死骸が。それに焼け死んだのではなく、カリキアの血の核が破壊されて絶命しているではないか。
アクシオンはなぜだか以前にも同じような経験をしたように感じる。
そしてもう一つ気になることが。そこにはヒリスの香りが微かに残っているのだ。
これは偶然なのか、それとも彼女がここに来たのか。頭を悩ませるアクシオン。
もしヒリスが関係しているのならもう少し綿密に調査しなければならない。
彼はそう思っているのだった。
【34話】感想
とりあえずヒリスは今4大家門が混乱状態にならないように手を打ったようです。自分が当主としている間に面倒なことにはなってほしくないということでしょうかね。
それでも彼女が残した香りによって、アクシオンはヒリスの存在に勘づいてしまいました。これからヒリスに対して探りを入れられる可能性がありそうです。
証拠隠滅に加担したという形にはなるので、やはりバレたらあんまり良くないですよね…。今後の展開がどうなるか気になります。
←前回 | 今回 | 次回→ |
第33話 | 第34話 | 第35話 |