ピッコマで公開されている「接近不可レディー」のネタバレと感想になります。
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「接近不可レディー」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【32話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
きつい香り
もしかして先ほど神聖な力を使われましたか…?
恐る恐るそう聞いて来るエンリケ。たしかにヒリスはついさっき聖杯に異能を流し込んでみたところだ。
どうやらエンリケにとっては香りが強すぎて耐え難いのだと。そんな彼の意見に父ノートンも同調する。
その話を聞いてヒリスは、ちょっと危険な香りだ…と言っていたアクシオンの言葉を思い出した。
ヒリス自身は気にならないが、他の人にとっては耐えられないくらいきつい香りのようである。
ひとまずその日は窓を開けながら話し合いを行うのだった。
アクシオンのネクタイ
話し合いが終わった後、ヒリスのところにはメイドのメイがやって来る。彼女は男性のネクタイを手に持っており、これはどうしましょうかと聞いてきた。
それは四季の森でヒリスが手を怪我した時、アクシオンが手当てのために彼女の手に巻いてくれたネクタイである。
一応綺麗に洗濯はしたものの、どうせなら新しいものを買ってプレゼントしてはどうかとメイが提案する。
しかしヒリスはそうするつもりはないようだ。一旦箱に入れてしまっておくようにとメイに指示するのだった。
ヴィンセントとコーデリアの訪問
カリキア家では、テルゾのもとに従兄弟のヴィンセント・カリキアとカリキア傘下のコーデリア・モンタナがやって来た。
2人が一緒に来たのを見て、コーデリアのパートナーが決まったようだなと思うテルゾ。
元々カリキア家と傘下のモンタナ家の間では縁談が行き交う。そしてコーデリアはモンタナ家の後継者となっているため、ヴィンセントがモンタナ家に入るのだろうとテルゾは思った。
そしてビオレッタに会ってから帰るつもりだと言うコーデリアは、テルゾと少しぎこちない様子である。
コーデリアはビオレッタと幼いころから親しい友達であり、ビオレッタが嫌うテルゾと距離を置くのは必然なのである。
不気味なテルゾ
ヴィンセントとコーデリアと別れた後、テルゾはあるところへ向かいながら一人で考えていた。
ヒリスがカリキア家を訪問して以来、長老たちが騒がしくなった。それは彼女とマゴを結婚させたいと考えているため。ただマゴはまだ幼く、次善の策としてテルゾをくっつけようとも考えているのである。
以前まではテルゾとビオレッタの結婚を推し進めようとしていたため、長老たちは切り替えが早いものだと彼は思っていた。
そんなことを考えながらテルゾが向かった先は書斎。そして一冊の本を手に取ると、そこには何やら手紙が挟まっている。
思ったより早く連絡がきたなと思うテルゾ。どうやら誰かとやり取りをしているようだ。
マゴが助け出されることは彼も予想していなかったことだが、なんと競売にかけられたカリキアの血はなんとテルゾが隠し持っているようである。
彼はその手紙を暖炉に捨てて証拠を隠滅し、これをどう利用しようかな…と不気味な笑みを浮かべているのだった。
【32話】感想
ヒリスが異能を使った時の香りの話は、今までも何度か出てきました。これだけ触れてくるということは、今後物語の中で大事な要素になってくるのですかね。
またヒリスがアクシオンから借りたネクタイ。返すつもりはないのか、それとも他に何か考えがあるのか。やはりヒリスには何も考えなんかないですかね…?律儀にお返しとか気にしなそうなので。
最後に不気味に笑っていたテルゾ。なんだかゾッとします。ただビオレッタにとって煩わしい奴くらいにしか思っていませんでしたが、がっつり悪事を働いていそうですね。何を企んでいるかはわかりませんが、とりあえず誰か彼を成敗してほしい!笑
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