ピッコマで公開されている「緑陰の冠」の感想と考察になります。
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【35話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
数時間前のこと
お茶会の数時間前のこと。皇太子妃オリビアはランが呼ばれているお茶会に参加したいと皇后に申し出ていました。
表面上は穏やかに話す皇后と皇太子妃ですが、2人とも裏の顔があって怖かったです。
どうやら、女遊びが絶えない皇太子に孫ができないのは、妻であるオリビアの管理ができていないからだと皇后は考えていると。
一方、オリビアはラチア公爵の方がいい女だと皇太子に侮辱され、ランを実際に会って見極めてやりたいと考えているようです。
皇太子はあくまでも噂でランがいい女だと聞いただけみたいですが、とんだ遊び人ですからランに接触してくるに違いありません。
オリビアはそんなランのことを敵対しするでしょうし、ランは厄介なことに巻き込まれる予感がしてなりません。
皇后のお茶会
ランが皇太子妃オリビアに会いたくない理由が明かされました。
小説では夫である皇太子を毒殺し、ユスタフのことが好きになる皇太子妃オリビア。
ランにとって敵に回したくない相手だということですが、もうすでに敵に回してしまっているようです。。オリビアはユスタフのことが好きになるとのことですが、そうなると血のつながっていないランを邪魔に思いそうですよね。
今時点でも皇太子関係で敵視されているのに、先が思いやられますね。
皇后のお茶会では、リベリーがハーフエルフだから信頼できないのではないだとか、ラチアに喧嘩を売って来たキャメロン侯爵は古くから皇室に仕える由緒正しい家門だとか、皇太子妃と令嬢にちくちく嫌味を言われるラン。
すると、ラチアもその点誇りに思っているとランは答えます。首都にあるラチア公爵家は緑のアーチと呼ばれており、それは初代皇帝が正門の緑の翡翠を贈ったことからであると。
とにかく、キャメロン侯爵家よりも、ずっとラチア家は皇室と強いつながりがあるということなのでしょう!
それにしても、女同士のお茶会ってマウントの取り合いだったり、嫌味を言われたり、ろくなものじゃないですよね。だから、ランも皇后に会うのは気が進まなかったのかもしれません。
あとは、やはりリベリーがハーフエルフだということが判明しました。耳がハレシュと同じ形をしていましたもんね。
出くわしたのは
お茶会が終わって帰ろうとしたところ、あの皇太子に出くわしてしまうラン。
警戒してそれとなく距離を取ろうとしますが、庭園での散歩に誘われてしまいます。
おそらく皇太子はランに会ってみたかったでしょうし、この絶好のチャンスを逃すまいと思っていたのでしょうね。
ここは皇宮ですし、遊び人とは言えさすがに強引なことはしないでしょうが、警戒することに越したことはありません。
良からぬ噂になったりしないといいのですが心配ですね~。
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