ピッコマで公開されている「緑陰の冠」の感想と考察になります。
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「緑陰の冠」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【29話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
純白の扉での新年の儀式
純白の扉は大賢者イブリアが「闇」を封印した場所で、ラチアはこの扉の守護者であるからとにかくとても大事な場所ということのようです。
ちなみに、周りにある山脈も彼女が作りだしたものだとか。闇を封印したり、山脈を作ることが出来るなんて、相当の力の持ち主ですね。
新年の儀式は意外にも簡単で、指輪を扉にかざすだけ。もっと仰々しいことが行われるかと思っていたので、拍子抜けしました。笑
しかし、このあたりは魔物がいるらしいですから、きっとこの儀式を行わないと魔物が暴れ出すとかそういうことがあるのでしょう(予想ですが)
儀式の帰り
帰りはユスタフの馬に一緒に乗って城に戻ることになったラン。
いつのまにか成長したユスタフを近くで感じると、思わず後ろから彼の頭を撫でます。
この時のユスタフの驚いた表情がかわいいですし、何回も触って来るランにユスタフがチッと言うのが意外でした。笑
ユスタフはランの前だとすっかり表情が豊かになっていますよね。
声を出したりして笑うのは、ここが初めてではないでしょうか。いろんなユスタフの表情を引き出せるランがすごすぎますね!
ユスタフの身の上話
戻る道中、今度はユスタフの小さい時の話に。
プライドが高く体が病弱だった母親が死んでいく時、父が他の女に求婚していたことを母親は知っていたと話すユスタフ。
ユスタフは両親に今まであまり愛情を注がれてきていなかったようで、頭を撫でてくれたのは乳母だけだったみたいです。
さきほどランに頭を撫でられて驚いたのは、今までそういうことをされた経験があまりなかったからかもしれません。
チッなんて言いながらも、きっと本気では嫌がっていないですよね。
ユスタフが自分の身の上話をするのは意外でしたが、本人もラン相手だとなぜか本心を話してしまうと自分に驚いていました。
やはり、ランはユスタフにとって特別な存在なんだろうなと改めて実感しましたね。
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