ピッコマで公開されている「緑陰の冠」の感想と考察になります。
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「緑陰の冠」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【13話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
リンドバーグ男爵の目的
リンドバーグ男爵が直接ランと会おうとしたのは、ユスタフとランを仲違いさせることでした。まずは、2人を仲違いさせた後に息子と結婚、最終的にはラチア公爵家を乗っ取ろうとしているのでしょうか。
ユスタフの母が連れて来たという治療師の薬が効果がなかったと話すリンドバーグ男爵は、今まさにその治療師の薬を飲むランの不安を煽ります。しかし、結局はユスタフが味方かどうかは自分が決めるとハッキリ言うラン。当然ですが、リンドバーグ男爵よりもユスタフの方が信用できますもんね。笑
リンドバーグ男爵の今回の計画はは失敗に終わったのですが、あっさり引き下がったところを見るとまた何かを仕掛けてきそうな予感がします。
矛盾
リンドバーグ男爵との謁見が終わると、ユスタフが持ってきてくれたアイスティーを何の迷いもなく口にするラン。
リンドバーグ男爵にユスタフを用心するように言われていたのに、彼女はまったく疑っていないようです。笑
毒が入っているかもしれないと飲み物は警戒しない割に、殺されるかもしれないと思っているランの気持ちがユスタフには理解できない様子です。
ランのことを信頼しつつあるユスタフですが、彼女が何を考えているのかわからず、本当に信じていいものかと疑問が生じている気がしました。
さらに、殺されると思っていませんか?というユスタフの問いに対し、そう考えたことはあるけど、そうならないように頑張ると答えたラン。そして、殺されても仕方がないと思うと言い始める彼女にさらに疑問を抱いています。
信頼したいのにランの気持ちが理解できなくて、ユスタフはもどかしく思っていそうですね。
ランが殺されても仕方がないと思う理由は自分の書いた小説だから責任を取るという感じかと個人的には思いましたが、そうだとしても彼にそのまま伝えることは出来ないですよね。
次回、ユスタフの疑問は解消されるのかが気になるところです。
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