ピッコマで公開されている「男主人公を誘惑するつもりはありませんでした」の感想と考察になります。
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「男主人公を誘惑するつもりはありませんでした」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【16話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
エレノアの影響力
カラーブリア公爵はエレノアを社交界から追放するため、エレノアを招待した貴族とは縁を切ると宣言しました。
社交界におけるカラーブリア公爵家の力を考えれば、敵に回したくはないでしょうからね。エレノア追放のために環境を周りから整えていこうというわけです。
男爵夫人一人を潰すためにそこまでするだなんて、むしろ滑稽に思えてしまいますが。
当然他の貴族家もカラーブリア公爵家側につきそうなものですが、予想外の事態に。
エレノアには大量の招待状が届いたみたいです。どうやら皆エレノアの話を聞きたがっているみたいで。
いや~エレノアの影響力が想像以上に大きかったようですね!さすが官能小説と恋愛指南のカリスマ!笑
いくらカラーブリア公爵家でも逆にこれほど多くの家門を敵に回すことはできず。ひとまず奴の最初の一手は失敗に終わったようで一安心です。
二度と男には関わらない
エレノアはある決心をしました。それはリアンとの関係が終わったことを早く広めてしまおうということ。
多くの貴族から招待されているうちに、噂を広めるつもりのようです。
いや~これはリアンとしてはショックでしょうね…。
そして簡単にはエレノアのことを諦めないのではと。この間も父の説得を試みていましたし。
心情的にはリアンの恋を応援したいので、エレノアには早まらないで欲しいですが…。笑
ただもうエレノアはこれ以上男と関わるのはごめんだと思っているようで。
エレノアの決断をひっくり返せるようにリアンには頑張って欲しいものです。
アイリーンの策略
エレノアの存在は当然アイリーンの耳にも届き、案の定その怒りはエレノアに向かっているようで。
勝手に恨まれても…って感じですよね。
リアンがエレノアにアプローチしているのであって、エレノアが積極的に何かしているわけではないですから。
そういう意味ではエレノアはただ被害者という感じがしてしまいます。
リアンにはカラーブリア公爵だけではなくアイリーンも何とかして欲しいところ。
そしてアイリーンはビアンカに指示して、猛毒ピラネタリウムを用意させていました。エレノアを毒殺しようとでもしているのでしょうか?恐ろしい…。
ただここで狡いのが、アイリーンは自分が指示したにも関わらず、ビアンカがピラネタリウムを所持していることについてしらばっくれているようで。
万が一のためにビアンカが自発的にやったことにしようということなのでしょう。アイリーンは本当に最低な奴です。
ビアンカは自分が犯人にされてしまうとそこで初めて察し、ゾッとしていました。
アイリーンのこういう腹黒くて狡い部分が皆に知れ渡ればいいのにと思ってしまいます!
ビアンカが惚れた相手
ビアンカは誕生祭でユニス伯爵家のエイドリアン・ユニスという男と出会っていました。
どうやら彼女は彼の優しさに惹かれ、好きになってしまったようで。確かにエイドリアンは見るからに優しそうな印象です。
ユニス伯爵家は南部にあるため、ビアンカは彼と結婚したら彼女にとって地獄のような首都ペリシティから抜け出せるかもとまで期待しているよう。
周囲から厳しい目で見られてアイリーンにも駒のように扱われているビアンカにとっては、優しいエイドリアンが唯一の希望なのかもしれません。
エイドリアンは帝国騎士団に志願する予定で、また首都にやって来るのだとか。
辛い経験ばかりだったビアンカには、その分幸せになって欲しいです。彼女の恋を応援したいですね。
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