ピッコマで公開されている「もうこれ以上愛さない」のネタバレと感想になります。
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「もうこれ以上愛さない」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【40話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
ヴィンフリートの侍女
皇后宮には1年中花が咲いている巨大庭園に、大理石で建てられた温室があった。
2階建ての立派な皇后宮は、巨大な書斎、浴室、執務室、寝室など様々な部屋が備え付けられていた。
部屋に通されると、ロゼットが紅茶を入れた。
ネバエがあまり周りに人を置きたがらないと聞いて、帯同する人数は1人に減らしたとロゼットは言う。
彼女を見て、人が良さそうに見えるけど、内心何を考えているかはわからないと思うネバエ。
ロゼットは貴族の侍女を手足のように思ってくださいと言ったことについて、話を始めた。
彼女が言うには、ヴィンフリートの侍女たちは貴族と変わらない教育を受けただけで、貴族ではない。そして、ヴィンフリートの侍女は皇帝と皇后の直属なので、皇帝と皇后の手足なのだと。さらに、正確に言うと侍女ではなく、「人形」と言うのだと話した。
皇室直属の「人形」の存在は極秘である。言語、政治、社交、礼儀、殺人…などに長けた少数精鋭集団であった。
皇后宮で人形を正しく使える皇后は、小さい頃から皇太子妃として慣れ親しんでいた人や、残酷さに無情な人たちだった。
例えば、現在の太后アーデルハイトのような。
ネバエのことも太后アーデルハイトのようなお方なのかなとロゼットは思った。彼女もまた下の者を使うのが上手いと感じたからだ。そして、たった25歳でどんな経験をしてきたか知らないが、揺さぶれることない落ち着きがあると。
私の主人としては、非常にすばらしいとロゼットは思うのであった。
イゾルデの昔の話
そこに、他の侍女がやって来た。イゾルデがネバエに会いに来たのだと言う。
扉の前でドキドキしながら待つイゾルデ。こんなに緊張するのは、レニエに突然プロポーズされた時依頼であった。
実は、ヴィンフリートに来た時、彼女に集まる視線は良くなかった。
いくらレニエやアーレントの庇護があろうとも、すべてを防ぐことはできない。
イゾルデは結婚後にすぐに壊れてしまった。
豪快であった性格は神経質になり、人を避け始めた。
そんな環境で子供を産んだが、予定より1か月早く生まれて死んでしまった。
そして、そんな出来事にも、当時は悲しいと思えなかった。
生まれてきてもしょうがない、ティエリー出身だからと後ろ指を指されて、継承権も曖昧だろう。
子供1人をまともに抱けない母親の元で育つのは不幸だっただろうから、死んでしまったのは賢明だったと。
そして、お前の分まで生きるとお墓の前で誓うのであった。
そうやって数年が経ち、強靭で自身に溢れた快活な美しい女性へと戻った。
語り合える人が欲しくなり、ヴィンフリートの社交界に人脈も作った。しかし、心を許せる人はいなかった。
アーレントの結婚相手として強くティエリーを推薦したのは私的な心があったのだ。
しかし、アーレントの選んだ人はやや奇妙だった。
使用人の娘で、ユスターシュ公爵の元婚約者。
イゾルデは、実の姉妹のようによくしてあげないとネバエのことを思った。
そして、扉が開くとネバエが出て来た。
イゾルデさん?と言うネバエを見て、なんて可愛いんだとイゾルデは喜んだ。そして、ネバエに会えることを楽しみにしていたと伝えた。
イゾルデは同郷ティエリーの人に久しぶりに会えたからうれしいと言いと、2人は部屋に入って行くのであった。
【40話】感想
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