ピッコマで公開されている「今世は当主になります」のネタバレと感想になります。
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「今世は当主になります」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【14話】ネタバレ
ララネと親しくなるために
宿題の結果発表を終え、その日の授業は終わった。
部屋に戻ろうとするララネを、フィレンティアは呼び止め、宿題のことを褒めた。
ララネの答えは商業の核心であり、先生であるクレリバンからも褒められていたのだ。
ララネはベレサックの姉であり、前世では成人してすぐ皇后の推薦で年の離れた貴族と結婚することになった。
しかし夫は家庭を大切にせず、ララネはその家でいじめにあうことになる。
結局ロンバルディから遠く離れた夫の領地で独り寂しく亡くなったのだ。
ララネはロンバルディを離れたくないと息を殺して泣いていたか弱い女の子であったが、実はベレサックやあの双子よりもずっと賢い子でもある。
そうフィレンティアは、ララネと仲良くなるために話しかけたのだ。
うまくいけばロンバルディの良い人材になるかもしれないとフィレンティアは思うのだった。
不機嫌なビエーゼ
ルーラックとその息子、娘たちの会議の場。
そこに焦りながら遅れてやって来たギャラハンはたくさんの資料を抱えている。
どうやら父はロンバルディ銀行の担当者との会議が長引いてまだ来ていないようだ。
ギャラハンは最近父から任された仕事で忙しくしている。それは彼が結果的にビエーゼから横取りする形となった事業のことだ。
ローレルズは悪気もなくその話題に触れるが、当然ビエーゼは面白くない。
ビエーゼはギャラハンの胸倉を掴んで食ってかかるが、やめなさい!と一言シャナネットが一喝する。
お父様がいらっしゃる頃なのにそんなことしてる場合?と彼女が言うと、ビエーゼは頭を冷やすと言って不機嫌そうに部屋を出て行き、ローレルズも彼について行くのだった。
シャナネットの助言
兄たちが出て行き、ギャラハンはシャナネットと部屋に2人きりとなった。
シャナネットは、ギャラハンのことを臆病なリスみたいだと言う。
自分の巣穴に隠れてばかりで戦おうとしないと。でもそれでは何も守れないとも言って、彼を諭した。
彼の娘のフィレンティアが賢いという話はシャナネットの耳にも届いていたようだが、ギャラハンの弱さで娘を潰してしまわないか心配しているのであった。
見知らぬ男の子
その日もメイロンとギリウたちから遊ぼうと誘われていたフィレンティアは、外でかくれんぼをすることにした。
隠れるのは双子たちであり、探すのはフィレンティアだ。
双子たちが隠れに行ったのを確認すると、フィレンティアはげっそりとして座りこむ。
このまま適当に休んで時間になったら探しに行こうと考えていた。
そんな時、見知らぬ男の子が近くを歩いているではないか。
お客様が道にでも迷ったのかなと思い、フィレンティアが近づくが、彼はむしゃくしゃしているようで、かぶっている帽子を地面に叩きつけている。
しかも帽子は風で飛ばされてしまった。
関わらないほうがいいかもと思ったフィレンティアはこっそり引き返そうとするが、おいそこ!とその男の子は偉そうに呼び止めてくる。
卑しいお前にこの俺様に仕えるチャンスをやろう!俺を案内しろ!
彼は突然そのように命令してきて、こいつは一体何者なのよ!?とフィレンティアは思うのだった。
【14話】感想
ギャラハンの兄2人に比べて、シャナネットは物分かりが良く、賢そうですね。
彼女はフィレンティアが潰れてしまわないか心配してくれていましたが、フィレンティアの味方になってくれることはあるでしょうか。
また最後に登場した謎の男の子。服装からしてだいぶ身分が高そうですが、まさか皇室の子だったり?という気もします。正体が気になりますね。
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