ピッコマで公開されている「メイドとして生き残ります」のネタバレと感想になります。
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「メイドとして生き残ります」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【59話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
繋がっていく情報
怪我の治療が終わったアスは、周りの勧めもあり今日はもう部屋で休むことに。
ベッドに寝転んだアスは、セサル・カジック伯爵について思いだし不快な気分になった。
彼の瞳に込められたのは冷酷な嫌悪感であり、まるで同じ人間として見ていないような見下した視線。
しかし、彼の登場でバラバラだった情報がつながっていく…
小説では詳しく描かれていなかったが、セサル・カジック伯爵には出生コンプレックスがあったのだという。
そして、それはユルーゲルによって癒され、彼もまたユルーゲルの虜となった。
セサル・カジック伯爵はユルーゲルのために王妃の実家を没落させるのだった。
また、セサル・カジック伯爵は妹のイティカとクラインの結婚に反対した理由について。アスはクラインの異常な執着や劣等感からだと思っていた。
しかし、セサル・カジック伯爵を見た瞬間分かったことがある。似た顔に同じ青灰色の瞳。セサル・カジック伯爵はクラインと血縁関係にあるということを。
エバンスが王妃宮に
翌日。王妃宮にはいきなり国王エバンスとユルーゲルがやって来た。
昨日アスが怪我をしたことを知っていたユルーゲルは、彼女の心配をした。昨晩、シエルに怪我を治してもらっていたが、急に治ると変なのでガーゼは相変わらずつけていた。
エバンスはアスには興味なさそうに、ミカエルは?と聞く。すると、ユルーゲルはまるで自分の子のようにミカエル王子を抱き上げると、綺麗でしょう?と言う。
無表情でミカエル王子を見つめるエバンスを見て、前にユルーゲルが言っていた言葉を思い出した。
"エバンスは本当は息子が大好きだ"
そこへ、王妃がやって来た。エバンスは簡単に挨拶を済ませると、昨日の王妃宮であったことについて王妃を咎めた。王子が失踪したのは王妃宮の侍女の怠慢であると。
自分が床を這いながら王子を探しまわっただけで、王妃のずさんな管理のせいではなかった。
アスは全ては自分の責任であるため、王妃様を責めないで欲しいと申し出た。
エバンスはユルーゲルが言った通りだと言うと、自分が思い違いをしており、王妃は政治の波風に興味がないと思っていたが王妃宮を立派に収めていたのだなと言う。
夜の王妃は生き生きしているが、昼間の王妃はまるで演技をするように固い表情で生気が感じられない。そんな彼女を見て、アスは少し心が痛むのであった。
知らないことは何もない
エヴンスと王妃がそれぞれ部屋を出て行くと、残ったユルーゲルが1つの紙袋をアスに手渡した。不眠症に効く紅茶と薬をシエルに渡すようにと。
シエルとアスが一緒の部屋に暮らし、関係があることは表には出していない。それなのになぜシエルの贈り物を自分に渡すのだろう?とアスは考えた。
すると、ユルーゲルはこう言った。
私は君が好きだから教えてあげる。
この宮の中で私の知らないことは何もないのだよと。
部屋の外からエヴンスがユルーゲルを呼ぶ声がすると、彼も部屋を出て行くのであった。
【59話】感想
前回セサル・カジック伯爵が初めて登場しましたが、王妃の妹の夫であり、クラインの元恋人であるイティカの兄であり、そしてクラインとの血縁関係もある疑惑が…
第一印象の時点でかなり悪い印象しかありませんが、この人は重要な人物に間違いなさそうですね。小説だとユルーゲルのことを好きになるようですが、どんだけユルーゲルってモテるのですか…苦笑
また、ユルーゲルは宮のことは全て知っていると意味あり気な言葉を残していましたが、怖すぎですね。。だから色々な男を取り込むこともできるのでしょうか。
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