ピッコマで公開されている「レディベイビー」のネタバレと感想になります。
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「レディベイビー」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【12話】ネタバレ
信頼できない執事
カリオペイアの前世でのこと。
執事は慎重で腰が低くて仕事が出来る人物。誰が見ても信頼できる執事だと彼女も思っていた。
生まれた時から一緒にいたということもあり、血がつながっていなくとも家族も同然だと信じていたのだ。
しかし彼女は裏切られたのである。
こうするしかないのです…さすがに…共に死ぬわけにはいきませんからね。
頭を下げて謝りながらも、冷酷な表情を浮かべてカリオペイアにそう言ってきた。
前世でのその記憶を思い出しながら、彼女は部屋を出て行くよう執事に言う。
そして食事中であったお皿を執事に投げつけ、彼の顔はスープでびしょ濡れになった。
乳母様の言う通りお嬢さまは泣かれませんね。しっかりされているとは思えませんが。
そのように言い残して、執事は不機嫌そうに部屋を立ち去って行くのだった。
乳母への訴え
執事が去った後、どうしたのかしらと乳母はカリオペイアのほうを見た。
そんな視線を感じ、カリオペイアはハッとして、乳母は何も知らないんだった…と思った。
お嬢様どうされましたか~?と言ってあやすようにカリオペイアを抱き上げる乳母。
するとカリオペイアは乳母にギュッと抱き着き、執事が嫌いだから会いたくないとたどたどしく言う。怖いからと。
その言葉を聞いた乳母は、誰もいないときに執事に何かされたんじゃ…?と思った。どうやら兄ルシウスとローベルトの時もそうだったようである。
乳母はカリオペイアのことを優しく撫でながら、執事には注意しようと思うのだった。
カリオペイアの誕生日
カリオペイアの誕生日。
誕生日パーティーが開かれ、カリオペイアは父や母、兄たちに囲まれて祝われている。
生まれて来てくれてありがとう!と母が声をかけると、こちらこそありがとうございます!とたどたどしい活舌ながらも礼儀正しく返事するカリオペイア。
その返事を聞いて、誰も招待しなくてよかった…と母は思った。
こんなに可愛くて愛らしくて賢いだなんて、このままじゃ娘を狙う人たちがゴロゴロと現れてしまう!と。
カリオペイアのことは絶対に渡さないぞ!と両親や兄2人はメラメラと闘志あふれる目つきである。
そんな中カリオペイアはふと浮かない表情をする。
どうしたの?と母が心配して声をかけると、へーぎでしゅ(平気です)とカリオペイアはぎこちない笑顔で応えるのだった。
【12話】感想
どうやらカリオペイアは前世で執事に裏切られていたようです。前世の回想は断片的な描写だったので詳細は分かりませんが、とにかく執事は信頼できない人物だということですね。
この物語の中で、カリオペイアの敵となる人物は初めて登場してきました。ここからもう少しシリアスな場面が増えて行くでしょうか。
最後に彼女が浮かない表情をしていたのはなぜなのでしょうか。やはり執事の事ですかね?理由が気になるところです。
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