ピッコマで公開されている「今世は当主になります」のネタバレと感想になります。
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「今世は当主になります」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【5話】ネタバレ
これからもずっと一緒に
膝を怪我したフィレンティアは、部屋でオマリー博士から治療を受けていた。
偶然にも生まれ変わる前の8歳の誕生日に転んで怪我した場所とおなじところで、似たような傷だ。
またビエーゼに押されたときに手首も痛めており、そこも合わせて診てもらい、しばらくは安静にするようにと言われるのだった。
診察を終えたオマリー博士が部屋を出ると、フィレンティアは父ギャラハンと2人きりに。
ギャラハンは、ベレサックとアスタリウにいじめられていることを何で言わなかったんだとフィレンティアに聞く。
言いつけたらもっと叩くと言われたからだとフィレンティアは話した。でもこれからは我慢しないと言って笑顔を見せ、ギャラハンを安心させる。
娘の笑顔に父ギャラハンはうるっときて、彼女を抱きしめてあげるのだった。
そんな父には、一つ疑問に感じていることがあった。どうして”パパ”ではなく、”お父様”と呼ぶんだ?とギャラハンは聞く。
フィレンティアはこの7歳のころはパパと呼んでいたが、生まれ変わってそのことを忘れていたようだ。
改めて、パパ!と呼び直すフィレンティア。そして、これからもずっと一緒にいようね!とも。
その言葉の本当の意味を当然ギャラハンは分かっていないだろうが、今回はあんな風に虚しく死なせたりしないからとフィレンティアは心の中で誓うのだった。
越えるべき3つの山
フィレンティアは当主を目指すうえで頭を悩ませていた。まずはルーラックの目を引いて認めてもらう必要がある。
現時点で次期当主が濃厚なのは、ルーラックの長男であるビエーゼだ。彼はあまり賢くはないが、長男というだけでその座に近いのはやむを得ない事である。
それに比べてフィレンティアには超えるべき山が3つもある。
1つ目は彼女の父ギャラバンが存在感のない三男だということ。2つ目ははずれ者だと言うこと。3つ目は娘であるということ。
それらは全てフィレンティアが当主になるためには足かせとなる要素である。
助けになる存在
越えるべき山に頭を悩ますと同時に、フィレンティアには考えがあった。
彼女は、次期皇太子である第2皇子ペレスから支持を受けることが大きな助けになるとも考えているのだ。そのため彼と信頼関係を築いて行かなければと。
フィレンティアの記憶によると、ペレスの母親が亡くなるのはちょうど今の時期である。
それも皇后の圧力で医者にもまともに診てもらえず息を引き取ったのだ。それからペレスが皇太子になった後には、同じことを皇后にやり返したという。
とにかくペレスに早く会いに行きたいフィレンティアだが、ロンバルディの子供は11歳の誕生日を迎えるまで自由な外出が禁止されている。
しかし唯一例外があり、それは当主の許しを得たときである。
この屋敷で力をつけて早くペレスに会いに行こうと彼女は思うのだった。
突然の訪問者
部屋にギャラハンとフィレンティアが2人でいたところ、クレリバン・フェレットという男が部屋にやって来た。
なんであの人がお父様の応接室に!?とフィレンティアは驚く。
というのもクレリバンは近いうちにロンバルディの商人集団を統括し、ルーラックの右腕にもなる人物である。
そんな人が部屋にやって来たのだから、彼女が驚くのも無理はない。
そしてそんなクレリバンが用事があるのは、ギャラハンではなくフィレンティアだというではないか。
私…?とフィレンティアはますます戸惑うのだった。
【5話】感想
前の人生ではフィレンティアが11歳になるときに父が死んでしまうわけですが、今回はそうさせないと彼女は誓っていました。どのようにして父を助けるのか注目どころです。
また重要になってきそうなのが第2皇子ペレスの存在。彼はプロローグで出てきて、フィレンティアの隣にいましたね。
イケメン皇子に早く登場してほしいです。笑
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