ピッコマで公開されている「今世は当主になります」のネタバレと感想になります。
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「今世は当主になります」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【36話】ネタバレ
シャナネットからの助け舟
ロンバルディの昼食パーティーの場で、ベレサックたちからブドウを投げつけられていたフィレンティアだが、ルーラックも見ている前なので彼女は我慢するしかなかった。
するとシャナネットは、この間皇帝に謁見する時にベレサックがマントを踏んで転んだらしいねと話題を出した。
もっと幼いフィレンティアが皇居を訪れた時ですらそのようなことはなかったのだから、礼法はしっかりしなさいとシャナネットは言う。
その話に、ギリウとメイロンはベレサックのことを茶化して、恥ずかしかっただろうなと言って笑っている。
フィレンティアに嫌がらせをしていたベレサックだが、恥をかいて顔を真っ赤にし、黙り込んでしまった。
シャナネットは、嫌がらせを受けていたフィレンティアのことを助けてくれたようだ。
このままでは息子が笑いものになってしまうと焦ったビエーゼは、ルーラックの元へワインを注ぎに行き、ごまをするように話しかける
ビエーゼらの会話を聞いていると、どうやらベレサックはアスタナの”従者”として頻繁に皇居を訪れているらしい。
”従者”とは皇族専属の遊び相手であり、それは政治的に解釈すると、未来の権力者があらかじめコネを作っておくという意味でもある。
ベレサックが最近クレリバンの授業に顔を出さなかったのもそのためのようだ。
誕生日プレゼント
フィレンティアはルーラックに呼ばれ、彼の席へ向かうと、8歳の誕生日プレゼントだと言ってフィレンティア専用の図書館のカギを渡された。
彼女は一瞬戸惑い、私の誕生日プレゼントは”願いを聞いてくれること”だったじゃないですか!まさか忘れたのでは…!と思って動揺する。
しかし話を聞いてみると、”願い事”とは別にくれたプレゼントのようだ。
ありがとうございます!一生懸命本を読んで勉強します!と笑顔で言うと、ルーラックは彼女の頭を優しく撫でるのだった。
ルーラックからの期待
フィレンティアが可愛がられているのが気に食わなかったのか、ビエーゼはギャラハンのことを貶し始める。
商売する場所が無くて平民相手に店を出すらしいなと。ロンバルディとして恥ずかしくないのかと言ってくる。
また、お金が足りないなら貸しますよとセラルも見下したように言ってくる。
しかしギャラハンは、自分の力だけでやろうとしてることなのでお気持ちだけいただきますと笑顔で答え、適当にやり過ごした。
そんな時、ルーラックの言葉が空気を一変させる。
ギャラハン、私は見守っているぞ!
そのルーラックの言葉にビエーゼは動揺した。当主のその言葉はギャラハンへの期待の表れだからだ。
ギャラハンなんかに…!と悔しさをにじませるビエーゼ。
そんな彼らの顔を見て、父が出店してから彼らの顔がどうゆがむのか楽しみだね!とフィレンティアは思っているのだった。
【36話】感想
シャナネットは何かとフィレンティアのことを助けてくれて、心強い味方になってくれていますね。
また誕生日プレゼントは”願いを聞いてくれること”という約束でしたが、それとは別に専用図書館までくれるとは。
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