ピッコマで公開されている「今世は当主になります」のネタバレと感想になります。
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「今世は当主になります」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【17話】ネタバレ
ロンバルディらしさ
やっとおじい様の歓心を買ったと思ったのに…
そう思い怒られることを覚悟したフィレンティアだったが、むしろルーラックは彼女のことを褒めた。
皇子のわがままを聞く必要はない。ロンバルディは常にロンバルディらしくいなくてはいけないぞと。
褒められたフィレンティアは、心から嬉しそうにするのだった。
そしてギャラハンが不在の為、シャナネットがフィレンティアのことを部屋に送ることに。
彼女は皇室騎士に囲まれるという緊張から解放されたからか、いつの間にかぐっすりと眠ってしまい、騎士が彼女のことを抱っこして運ぶ。
寝ている彼女を見たシャナネットは、あの状況で毅然と振舞えただけでもすごいわとフィレンティアのことを褒めた。
弟とはいえギャラハンの寝室に入るのも何だからと、とりあえずフィレンティアはソファに寝かせておくことに。
そんな彼女の元に、事態を聞きつけたギャラハンが大急ぎで駆けつけてきたのだった。
姉からの助言
ギャラハンが駆け付けたときには、フィレンティアもうぐっすりと寝ていた。
寝ている彼女の横で、シャナネットはギャラハンに言いたいことがあるようで軽く話し始める。
いくら仕事が忙しいからといって、フィレンティアはまだ小さくて保護が必要だから1人にしてはいけないと、シャナネットは姉らしく彼を叱った。
そして、お父様がいつまでも元気にいてくれるとでも思ってるの?とも。
ルーラックの力が弱まれば、ビエーゼの欲深さが吹き荒れるのは想像に難くない。
今日の騒動もビエーゼなら、姪のことを可哀想などとは思わず、むしろ皇室に近づくのを邪魔されたととらえるだろう。
シャナネットはビエーゼが当主になってしまうことの危険さを説き、それと同時に父が健在の内に力をつけるようにギャラハンに助言した。
最後にシャナネットは、明日からギャラハンが留守の時はフィレンティアを自分に預けたらいいわと言う。
頼もしい姉にギャラハンは感謝し、私はあの子のおばなのよと言ってシャナネットは微笑み返すのだった。
シャナネットが退室し、寝ているフィレンティアと2人きりになったギャラハン。
約束するよティア。何があってもお前を守り抜く。
彼はそう言って娘に優しく寄り添うのだった。
ロンバルディを嫌う親子
皇宮では、第1皇子アスタナがロンバルディでの騒動についてラビニ皇后に起こられていた。
今度謝罪の手土産を持ってロンバルディに行くようにとも。
その母からの指示に、アスタナは納得いかなそうにする。
私は皇太子になってこの帝国を治める人間です。なのにあの者たちは…
彼がそう言い訳すると、ラビニ皇后も彼の気持ちを良く分かっているようで、彼女はその続きを口にする。
まるで自分たちがこの帝国の主人かのように振舞ったのでしょう?と。
アスタナ以上にラビニ皇后はロンバルディを憎み嫌っているようだ。
そして、あのフィレンティアという子はアスタナにとった態度を後悔する日が来るでしょうとラビニ皇后は言う。
必ずフィレンティアに痛い目を見させる。
ラビニ皇后は息子にそう約束し、不気味に笑うのだった。
【17話】感想
ロンバルディは自分たちの偉大さを誇りに思っており、皇后のほうは偉そうに振舞うロンバルディを許せないというわけですね。
力を持てば権力争いが起きるのは必然だと思いますが、第2皇子ペレスの登場が楽しみにもなります。
フィレンティアの思惑通りならペレスはもっと歩み寄れる人物のはずなので。そういう人間が皇室にもいて欲しいです。
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