ピッコマで公開されている「今世は当主になります」のネタバレと感想になります。
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「今世は当主になります」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【18話】ネタバレ
何色が好きか
フィレンティアは他の子供たちと一緒にクレリバンの授業を受けていた。
そしてその日もまた宿題があると言う。
その内容は、承認にとって最も価値がある財産は何かということ。その答えを次回までに考えてくるようというのだった。
授業が終わり、そういえば今日は静かだったなと思うフィレンティア。ベレサックが不在で彼のいびきがなかったからだ。
ララネ曰く、彼は父と一緒に集まりに行ったのだと。
そしてララネは突然何色が好きかをフィレンティアに聞いてきた。
赤かな?と答えると、ララネはそれだけ聞いて満足して帰って行ってしまう。
またその会話を聞いていたメイロンとギリウも、ティアは赤が好きなのか!と言って何か意味ありげな反応をしており、フィレンティアは困惑するのだった。
誕生日プレゼント
フィレンティアは部屋に戻ってから、子供たちに好きな色を聞かれたことを父ギャラハンに話すと、彼はすぐにその意味を理解した。
本人は忘れていたが、もうすぐフィレンティアの誕生日であり、プレゼントの参考のために色を聞いたのだろうとギャラハンは言う。
ちょうどギャラハンもプレゼントのことを考えていたようで、何がいいかとフィレンティアに聞く。
精神年齢がすでに大人のフィレンティアだが、別荘や商人組合が欲しいなどと言うわけにもいかず、答えに戸惑った。
すると、馬はどうだい?とギャラハンは提案する。仔馬を飼って育ててみてはと。
あまり乗り気ではないフィレンティアは、仔馬は親から引き離してしまって可哀想だと引き留めた。
すると話は予想外の方向に。それならば馬の親子を連れてくるとギャラハンは言い出す。
父がそこまで言うならとフィレンティアもその提案を受け入れ、いっそ乗馬をマスターすればいいや!と気持ちを切り替えるのだった。
プレゼントも決まり、パパと一緒に出掛けるか?と言うギャラハン。
彼が娘を連れてきた場所、それはルーラックとの会議の場であった。
父の紡織事業
ギャラハンは紡織事業の状況をルーラックに説明し、その横にフィレンティアが付き添っているという状況である。
彼女としては父の仕事の進捗が知れて都合が良かった。
実際にコロイとネルの混紡生地の完成品が机に置いてあり、フィレンティアはその商品を手に取ると、結構いい印象である。
光沢も綺麗で、分厚いが軽いから負担にならない。手触りもよく吸水力もありそうだと彼女は感じた。
ギャラハンは生産量や職人の数など、詳細な内容をルーラックに説明している。
しかしその売り方については、貴族たちが利用するセダキュナ商店街の仕立屋の反応を見るつもりで、品質は確かだからいい知らせがあると思いますが…と少し自信がなさそうだ。
ギャラハンの欠点である積極性の欠如である。
ルーラックも、待つしかないのか…と言い、少し表情が曇っているようだ。
しかし横で聞いているフィレンティアは、良い物が作れたのに待ち続けるなんて時間の無駄だよ!と思っていた。
ロンバルディとアンゲナスの共同開発というだけでも話題性は十分であり、社交界の情報通ならこの事業に注目しているはず。今必要なのは人々が直接商品に接する機会である。
フィレンティアはそのように思っていた。何かいい方法がないかと彼女が考えていると、ふと机に置いてあるカップのお茶が目に入る。
彼女はそれを見て、これだ!と何か閃くのだった。
【18話】感想
まもなくフィレンティアの誕生日ですが、周りの子たちから誕生日プレゼントをあげようと思ってもらえるとは、存在感も増してきたということかもしれませんね。
それにしても父からのプレゼントの提案が馬とは、破天荒すぎます。笑
布製品の売り方について行き詰っている父ですが、果たしてフィレンティアの閃いたアイデアが助けになるのか。期待したいですね。
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