ピッコマで公開されている「花は舞い風は歌う」のネタバレと感想になります。
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「花は舞い風は歌う」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【29話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
意外な一面
やりたいと思うことをやればいいとフアンに助言されたエルセラ。
これまで自分の力で何かをすることが出来なかった彼女にとって、フアンの言葉は心に強く響いた。
ありがとうございますと言って嬉し涙を流しながら、満面の笑みを見せるのだった。
日も暮れてきて、食事でもどうですかとフアンは手を差し伸べる。
エルセラも喜んでそれを受け入れたが、なんと彼女が選んだのは屋台で買う串焼き。
もう少しちゃんとした食事のほうが良いのでは…とフアンは戸惑っているようだが、エルセラはそれでも満足しているようだ。
そんなエルセラのことを見て、意外な一面があるんだなと彼は感じる。
どの家門の人なのか調べてみようかと思ったフアンだが、調べなくてもいつか分かる日が来るだろうと思い直すのだった。
迎えに来た使いの者
フアンの元には、彼の家門の使用人がやって来て、閣下がお探しですと声をかけてくる。
家の話だと察して、その場から離れるエルセラ。
家門のために早く帰ってきてくださいとその使用人は言う。
フアンが拒否する態度を見せると、女性と一緒にいたため連れて帰れなかったと閣下に報告しますよと脅してきた。
フアンはやむを得ず、すぐに帰るよと返事をするのだった。
それから彼は少し離れた場所にいるエルセラに声をかけ、急遽帰らなければいけなくなったことを伝える。
そして別れる前に、エルセラは聞きたいことがあると言うのだった。
最善の意味
エルセラがフアンに聞きたかったこと。
それは”最善”とはどのような意味かということである。その言葉をハルゼンの前で言った時、彼はすごく怒っていたようで、エルセラはそれが気になっていた。
”最善”と言う言葉に対して、他の人がどう感じるかを知りたかったのだ。
すると、フアンは”最善”という言葉はあまり好きではないと言う。子供をチェスの駒のように考えていた父が使っていた言葉だからだと。
”君しかいない”という言葉ならまだましかもしれないが、”最善”という言葉には、他にも次の選択肢があるという意味に聞こえてしまう。
そのように説明するフアンに、エルセラはハッとした。ハルゼンにはそのように聞こえていたのかと。
ハルゼンが傷ついていたということをエルセラは初めて理解したのである。
フアンはもう帰らなければならず、今日はありがとうございましたとエルセラはお礼を言う。
彼もまた笑顔で応え、2人はそこで別れるのだった。
【29話】感想
フアンの元には家から使いの者が迎えに来ました。中々険悪なムードで、フアンの家は結構ピリピリしているのですかね。気になります。
エルセラは別れ際に”最善”の意味についてフアンに質問しました。フアンの回答はすごく的を射ていて、なるほど!って思ってしまいますね。
最善には、その次の次善がある。代わりがきくという意味にハルゼンは感じてしまったわけですね。そうだと分かっただけでもエルセラには大きな収穫だったかもしれません。
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