ピッコマで公開されている「暴君を手懐けて逃げてしまった」のネタバレと感想になります。
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「暴君を手懐けて逃げてしまった」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【35話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
誓いの儀式
シャーリーズとケニン公爵は誓いの儀式をしていた。
彼女が賭けに勝ったことにより、ケニン公爵は君主である皇太子ディランに忠誠を誓うことになったのだ。
皇太子不在で代理としてシャーリーズが出席して儀式は取り行われた。
皆が見守る中、ケニン公爵はシャーリーズの前で跪き、そして忠誠を誓う。
彼は今は亡き妻のことを思い浮かべながら、探していた家宝をついに取り戻しましたよと心の中で話しかけていた。それをやり遂げたのが若いたった一人の女性だと知ったら驚くでしょうとも。
家宝を取り戻せたのはケニン公爵としては願ってもないこと。
賭けはシャーリーズの勝ちとなったが、ケニン公爵は快く皇太子への忠誠を誓うのだった。
忘れていた誕生日
シャーリーズは休暇を終え、馬車を走らせて皇居へ戻った。
太師宮に帰って来るとそこにはディランがいて、2人は笑顔で再会する。久しぶりにシャーリーズの顔を見てディランはとても嬉しそうだ。
シャーリーズが太師宮の中を見渡すと、大勢の使用人たちが部屋の中を華やかに飾り付けている。
ディラン曰く、明日のシャーリーズの誕生日のためにサプライズパーティーをしようとしていたのだと。
しかし彼女が予定よりも一日早く帰って来てしまったため、準備中のところに居合わせてしまったようだ。
自分の誕生日などこれまでは何でもない日常でしかなかったシャーリーズは、そのこと自体を忘れていたようだ。
明日が私の誕生日だったんだ…と彼女は改めて思うのだった。
ローナン家の絶望
ローナン家では家族会議が行われていた。
お父さん、どうなりましたか?
そのように恐る恐る聞く息子たちに対し、何の成果もなかったと答えるローナン大公。
シャーリーズの除籍申請を保留してほしいという申し入れをしたわけだが、ディランに拒否されたのだ。
どうやって許しを請えばいいのだ…と頭を抱えるローナン大公。
これまでシャーリーズのことを蔑ろにしてきたことを改めて後悔し、彼らは絶望に暮れるのだった。
2人の時間
シャーリーズの部屋にはディランがやって来た。
休暇中に彼女がケニン公爵を味方につけてきたことに対し、ディランは礼を述べる。どうやって感謝を表現すればいいかわかりませんとも。ケニン公爵の支持を得られることはそれだけディランにとって有難いことのようだ。
一方シャーリーズのほうも、誕生日のお祝いパーティーを準備してくれたことへの感謝を口にした。
それからシャーリーズに座ってほしいと言うディラン。休暇中のことが大変だっただろうから軽くマッサージでもしたい言うのだ。
シャーリーズはお湯に足をつけ、ディランにマッサージをしてもらう。
彼女のことを優しくケアするディランの表情はとても幸せそうだ。
師匠。生まれてきてくださってありがとうございます。
彼は笑顔でそのように言うのだった。
【35話】感想
結局シャーリーズとケニン公爵の賭けはシャーリーズの勝ちとなりましたが、お互いウィンウィンの取引になったようですね。ケニン公爵は家宝を取り戻し、快く皇太子への忠誠を誓うことになりました。
そしてシャーリーズが皇居に帰って来ると、まさかのサプライズパーティーの準備中とは。もうディランが彼女のことを好きすぎますね!
ディランは大切な人に尽くすタイプのようです。座っているシャーリーズの足をマッサージしてあげているところを見ると、もうどっちが君主なのかわかりませんでした。笑
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