ピッコマで公開されている「暴君の秘書官になりました」のネタバレと感想になります。
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「暴君の秘書官になりました」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【8話】ネタバレ
ザルナンス侯爵の自白
自らの罪を自白しに来た貴族は、カヒルの前で跪いて許しを乞うていた。
その中の一人ザルナンス侯爵は、金に目がくらんで敵国の将軍を内通していたのだと。
彼は頭を大理石に床に打ち付けながら土下座して許しを乞う。彼の額からは血が流れている。
当然カヒルは怒り心頭であり、刑場に送る勝ちすらないからこの場で殺してやろうと言って剣を抜いた。
どうか命だけは…!と必死のザルナンス侯爵。死なずに済むからとロザリンから事前に言われていたため、こうやって自ら自白しに来たのである。
するとそこでロザリンが前に出て、殺すだけでは刑が軽すぎますと言う。
罪人の汚い血でこれ以上白い大理石が汚れてしまうのは良くないからと、財産と領地を全て没収するのはどうでしょうかと提案した。
貧乏な貴族ほど惨めなものはなく、もはや死よりも辛いものなのだ。
結局カヒルはザルナンス侯爵を殺すことなく、ロザリンの言った通りの刑を処することにするのだった。
カヒルのからかい
貴族たちとの集まりも終わり、カヒルの執務室でロザリンが秘書官の仕事をしていると、なぜだかカヒルがこちらをずっと見ている。
彼はロザリンのことを優秀な秘書官だと感じており、そしてちょっとからかってみるかと思ってフフっと少し笑っていた。
カヒルは突然、最近毎日が単調でつまらないから暇つぶしに戦争でもしようかと言い出す。
当然ダメだと言うロザリン。この5年間で3回も戦争を起こしており、戦後の処理さえ終わっていないのだ。
それはカヒルの冗談であり、いじり甲斐があると彼は満足げな表情を浮かべている。
そして彼はキラキラとした瞳でロザリンを見つめながら、そろそろ仕事を切り上げたらどうかと提案してきた。
色っぽい表情で見つめてくるカヒルに対し、なんだかロザリンは顔が赤くなって照れるのだった。
カヒルのためにパーティーを
それから一人風呂に入ったカヒルだが、浴室の外で待っているロザリンはなんだかモヤモヤしていた。最近カヒルが変だからである。
そして彼女はハッとした。この5年間カヒルは一度も恋愛をしておらず、きっと欲求不満なのだと。
そう考え、カヒルのためにも早くパーティーを開いてエラと合わせなくてはと思った。
ロザリンが一人そんなことを考えていると、風呂から上がってきたカヒルが声をかけてくる。
バスローブだけを羽織っている彼の姿に、思わず照れて目を逸らすロザリン。
そして彼女は早速パーティーの提案をすることに。それは皇太后の誕生パーティーである。
ここ5年間一度も開かなかったわけだが、皇太后側の貴族であるザルナンス侯爵を見せしめに罰したから、きっと粛清されたはずだと。だから今回は皇帝のイメージを向上させるためにパーティーを開こうと説得する。
するとカヒルは意外にもその提案をあっさりと承諾した。
開いていいぞ。パーティー。君の好きにしろロザリン。
そんなカヒルの返事が意外だったのか、ロザリンは少し困惑している。そして、やっぱり最近の陛下は心臓に悪い!と心の中で思っているのだった。
【8話】感想
最初登場した時のカヒルはいかにも暴君と言う感じでしたが、5年経ってだいぶ丸くなった感じがしますね。それはロザリンの前だからでしょうか?笑
ロザリンがいないときのカヒルがどんな感じなのか、他の人にどう接しているのかはまだあまり描かれていないので、少し気になるところですね。
また意外にもあっさりとパーティーを開催できることに。
皇太后アゼラの誕生パーティーとは。何か波乱が起きそうな予感もしますがどうなりますかね。楽しみです。
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