ピッコマで公開されている「暴君の秘書官になりました」の感想と考察になります。
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「暴君の秘書官になりました」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【17話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
エラからの呼び出し
ロザリンにはエラから手紙が届き、どこか場所を指定されて呼び出してきたよう。
親しくもないのに突然手紙をよこして呼び出してくるとは、本当にエラは自己中心的で嫌な女ですね。
ロザリンはやむを得ず護衛騎士ジェイムスだけ連れて、指定された酒屋へと向かいました。
無視することもできたと思いますが、それだときっとモヤモヤが残りそうだから呼び出しに応じたのかもしれませんね。
ジェイムスには少し離れたところにいてもらい、エラの待つ席に着くと、彼女は突然カヒルとの結婚の話をしてくるという。
どうやら自分は小説の通りカヒルと結婚するから協力しろと言いたいみたいです。それに加え、ロザリンがいなければすでに自分がカヒルと結婚していたはずだとも。
なんと傲慢な…。呆れて言葉も出てきませんね…。
まず頼みごとをする態度ではないですし、それにロザリンがいなくてもカヒルとは結婚できないと思います。彼が原作で惹かれたのは心優しいエラであって、今の傲慢で自己中心的なエラではないですからね。
ロザリンの選択は
元々は小説の通りにシナリオを進めたほうがいいと考えていたロザリンですが、エラのあまりの酷い態度に考えが変わったよう。
というのもカヒルには辛い過去があって、それを癒してくれるのが小説の心優しいエラだったわけです。
カヒルは6歳の頃に実の母を先代皇帝に捨てられて、11歳のころにはアゼラがカーロンを産んで邪魔者扱いにされるようになり、冷遇された生活で愛を知らないまま大人になったのだとか。
これまで語られていなかったですがカヒルにそんな辛い過去があったとは…。可哀そうになってしまいますね。
だからこそそんなカヒルをエラに癒して欲しいとロザリンは思っていたのですが、目の前の別人であるエラにはそれは出来ないと感じたよう。
何ならカヒルを癒してあげられるのがロザリンなのではと思いますが、本人はそんなこと考えてもいないでしょうね…。
ロザリンが協力をはっきりと断ると、エラは怒って声を荒らげていました。自分の思い通りにならないと怒鳴り散らす姿はとても小説の主人公には相応しくないです。
考えも変わったことですし、こうなったらロザリンにはカヒルに近づこうとするエラを徹底的に追い払って欲しいですね。
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