ピッコマで公開されている「暴君の秘書官になりました」のネタバレと感想になります。
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「暴君の秘書官になりました」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【16話】ネタバレ
ベルロス神官
ロザリンはベルロス神官のアンソニー・リオスのもとを訪れた。
彼は今神官だが、後々は教皇となってエテウスの心強い味方になる人物である。
原作の小説では、誰よりもイケメンで性格もこの上なく優しいという設定であった。
そして主人公のエラに想いを寄せるのである。
そんな彼と初めて対面したわけだが、ロザリンのことを見てアンソニーは頬を赤くして何だか照れているようだ。
彼はロザリンのことを、私が想像していたエテウシス様のお姿にそっくりで…と言ってくる。エテウシスとは神のことだ。
そんなアンソニーの言葉は、小説でエラに初めて会った時に行っていた言葉。
どうしてそのセリフを私に言うの!?とロザリンは戸惑うのだった。
神殿の建設
それからロザリンはアンソニーと神殿の建設について話し合いを行う。
アンソニーの出身であるベルロスは、信徒の献金で成り立っている国であり、神聖力も貧しい人々のために使っている。
そのため大陸のあちらこちらに神殿を建てて信徒を集めることに力を注いでいた。
先代皇帝の時は、貴族やエテウス神殿とのいざこざを避けるためにベルロス神殿は建てられなかったが、カヒルが皇帝の座についてから状況は変わった。
皇権が安定したため、ベルロス神殿を建てる方向で話を進めているのである。
そんな話をしながらロザリンはアンソニーのことを見つめ、このイケメンな顔でサブヒーローは勿体ないと思った。
カヒルがクールな美しさならば、アンソニーは温かく包み込む美しさである。
しかし小説でのアンソニーは、カヒルの存在により思いを寄せるエラと結ばれることはなかったのである。
アンソニーへの相談
アンソニーはベルロスから来てこのエテウス帝国の皇宮に滞在しているわけだが、ずっと一人で退屈だからロザリンに話し相手になって欲しいと言う。
もちろんロザリンはそれを快く受け入れた。
そして早速悩み相談でもしてみようかなと思い、カヒルと自分とエラの状況を架空の友人に置き換えて話した。
自分がカヒルのことで胸が苦しくなったりや、エラのことで嫌な気持ちになったりすることを、自分じゃない友達の話として相談したのである。
するとアンソニーからの答えは意外なものだった。
ロザリンはカヒルのことを息子のように感じていて、苦しいのは子供の成長を見守る母親のような心配な気持ちだと言う。
そしてエラに対して感じる嫌な感情は嫉妬なのだと。
あくまでもアンソニーはカヒルやエラのことだとは知らずに、ロザリンから聞いた状況だけで答えているわけだが、意外な回答にロザリンは少し戸惑うのだった。
【16話】感想
今回ベルロス神官のアンソニーという新たな人物が登場しました。小説の設定どおり、心優しそうな人ですね。
何だかこれからロザリンの味方になってくれそうな予感がします。
それからアンソニーに悩みについて相談したわけですが、彼の回答によるとロザリンはカヒルのことを息子のように感じているのだとか…。
う~ん、そんな感じはしないですがね…。もっと恋愛感情に近いもののような気がします。
まあ実名は出さずに状況だけ説明しているので、アンソニーの答えがちょっとずれている可能性もあるのでは。笑
今後のロザリンとカヒルの関係がどうなるのかますます楽しみです。
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