ピッコマで公開されている「暴君の秘書官になりました」のネタバレと感想になります。
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「暴君の秘書官になりました」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【12話】ネタバレ
カヒルとロザリンのダンス
カヒルとロザリンは楽しそうにダンスを踊っていた。
お互い冗談も言いながら、良い雰囲気である。
そんな2人を睨みつけるアゼラ。あの小賢しいメギツネのせいで台無しじゃないの!と彼女は思っていた。
ロザリンにそんな意図はないのだが、どうやらこの5年間、ロザリンがことごとくアゼラの計画の邪魔をしてしまっているらしい。今回もその一つのようだ。
しかしアゼラは不敵に笑みを浮かべていた。エラ・ロスパニーを皇后の座に座らせたらもう誰にも邪魔されずにすむわ!と思っているのだった。
初ダンスの相手
カヒルと踊っているロザリンは、少し損した気分ですと突然言う。
自分が舞踏会の初ダンスなのにカヒルは違うからだ。
しかしカヒルは、俺も初めてだが?と答えた。
これまで5年間カヒルの秘書官を務め、全てのパーティーに同行しているロザリンは、カヒルのダンスが初めてではないことくらい知っている。
嘘はいけませんよ!とロザリンが言うと、俺が先にダンスを申し込んだのは今回が初めてだ!と彼は言う。
だから本当の意味でのダンスは今日が初めてだと。
そんなカヒルの言葉に、ロザリンは恥ずかしそうに頬を赤らめるのだった
ロザリンは一人外へ
カヒルとのダンスを終え、パーティーの管理をしなければならないロザリンが仕事に戻ろうとすると、なぜだか視線を感じる。
ふと横を見ると、エラがこちらを睨んでいるではないか。
カヒルと2人きりにしたほうが良いかなと気を使ったロザリンは席を外し、少し外に出て一人風に当たることに。
ベンチに座りながら、エラのことを思い返していた。彼女は、陛下と出会えなかったのはお前のせいだと言わんばかりの顔でロザリンを睨んでいたのだ。
しかしカヒルはむしろその逆で、カヒルとエラを出会わせるために努力してきたのである。
そんなことを考えていると、ロザリンを追って来たのか、エラが現れて話しかけてくる。
軽く挨拶をして立ち去ろうとするロザリンだが、突然エラがガシッと腕を掴んで引き留めてきた。
そしてキョロキョロと周りを見て周囲に人がいないことを確認すると、エラは衝撃的な言葉を口にするのだった
衝撃の事実
エラは衝撃的な言葉を口にした。
お互いくだらない演技なんてやめない?全部知ってるから!あんた憑依したんでしょ?
その言葉にロザリンは驚愕する。小説の世界に憑依してきたことなど、他の人にはわかるはずもない事だからだ。
そしてさらにエラはもう一つ衝撃の事実を明かした。何と彼女もまた憑依してきたのだと。
エラがわざわざ外までロザリンを追いかけてきたのは警告をするため。それは、カヒルの隣は私のものだと。
皇后の座は私のものだからエキストラごときが邪魔をするなと言うのだ。
ロザリンはカヒルとエラが出会うよう努力してわけだが、そんなことエラは全く理解していないようだ。
そして、明日の昼頃に行くから3人でティータイムをしようと言い残し、エラは立ち去って行く。
一人残されたロザリンは立ち尽くし、何がどうなっているの…?と戸惑っているのだった。
【12話】感想
前回の話のエラのセリフからも何となく推測していましたが、やはり彼女も憑依して来たようですね。
元は誰なのかも少し気になりますが。もしかしたら現実世界でロザリンの前世に関わっていた人だったりするのでしょうかね。
あと勝手に勘違いして目の敵にしてくるエラが鬱陶しい!笑
ロザリンはカヒルとエラをくっつけようと努力して来たのに…って感じですよね。エラにはこれからイライラさせられそうな気がします。
3人でティータイムをしようと言い残して帰って行ったエラですが、なんだか恐ろしいティータイムになりそうですね…。
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