ピッコマで公開されている「暴君の秘書官になりました」の感想と考察になります。
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「暴君の秘書官になりました」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【11話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
ロザリンの虚無感
ロザリンを待っているカヒルのもとにはある女性がやって来ました。それはエラ・ロスパニー伯爵令嬢。
さっきロザリンが見かけた女性がまさにエラだったようですね。
ロザリンが転生してきたこの世界において、これが小説の主人公同士であるカヒルとエラの初めての出会いになるのでしょう。
笑顔で挨拶するエラですが、カヒルの表情は冷たいまま無関心という感じ。彼は今ロザリンにしか興味が無いのかもしれませんね。
そして肝心のロザリンは遠くからカヒルとエラの出会いを見つめていて、無事目的を果たしたという気持ちと共に、なぜだか力が抜けたような虚無感に襲われていました。
なぜか胸が苦しくて少し寂しい気持ちもあるよう。その理由はロザリン自身も分からないみたいですが、もしかしてカヒルがエラのものになってしまうのが心のどこかで嫌だったり…?
ロザリンの虚無感の原因が何なのか気になるところですね。
一曲目の相手は
てっきりカヒルはエラと一緒にいると思い込んでいるロザリンのもとにはカヒルが現れました。
どうやら彼はロザリンとダンスを踊るために彼女を探していたみたいですね。
そしてカヒルは一曲目のダンスをロザリンに申し込み、周囲の者たちの注目が一斉に集まっていました。
皇帝が誰をダンスに誘うのかなんて当然皆気になりますからね。
まさかの事態にロザリンは戸惑いながらも、当然皇帝の誘いを断れるはずもなく申し込みを受け入れることに。
何なら頬を赤らめて笑顔も見せていて、ロザリンは嬉しそうに見えましたね。もしかしたらさっきの虚無感も無くなってしまったのでは?
2人が楽しそうに踊っている姿は見ていて微笑ましいですね。
アゼラとエラ
カヒルとロザリンのダンスに怒りをにじませていたのがアゼラでした。
そしてアゼラの隣にいるのがエラ。2人は親しそうに喋っていて親密な関係のようですね。
苛立っているアゼラはどうやらエラのことをカヒルとくっつけようとしているみたいで。そのためにもロザリンは邪魔な存在なのでしょう。
一方のエラもまた平然を装いながらも腹を立てているよう。やはり一曲目のダンスをロザリンに奪われたことが気に入らないみたいです。
それぞれの目的が気になるところ。おそらくアゼラとしてはカヒルをその座から陥落させたいはずですが、エラは純粋にカヒルが好きなのですかね?それともアゼラと協力して何か企みがあるのでしょうか。
あとエラにはかなり意味深な言葉がありました。私たちは一目惚れする運命なのにと。
もしかして彼女も小説の内容を知っているのすかね…?だとすればロザリン同様に転生してきたというパターンもありそうな気がします。
エラの登場で色々と面白くなってきそうです!
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