【53話】悪女を殺してのネタバレを含む感想と考察！

ピッコマで公開されている「悪女を殺して」の感想と考察になります。

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「悪女を殺して」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。

【53話】感想と考察（一部ネタバレを含む）

管理人が作品を読んだ感想と考察になります。

悲しみや怒りのはけ口

彼がエリスに命令を求めると、何も答えないエリス。

そして、アナキンの頬に触れると、イアソンには帰るように告げます。

ここでエリスがカッコよかったのですが、悲しみやうっぷんをはらすはけ口が必要なら喜んで鏡を貸してあげますと言うんです。笑　さらに、ヘレナを頼らずに自分１人で何とかしろと。

イアソンはずっと黙っていたのですが、エリスたちが部屋から出て行ってしまうと、そういうわけじゃない…と呟きます。

エリスはイアソンがヘレナと舞踏会に行けなかったことに苛立っているのだとおそらく思っていますが、イアソン的にはそうではないということなのでしょうか？

本気でエリスを助けるために一緒に舞踏会に行こうとしているとしたら、エリスの気持ちをお構いなしの親切の押し売りでしかないのですが。。

その時のイアソンはちょっと傷ついた表情だったので、ようやくダメージを受けたかと個人的には喜んでしまいました。笑

それにしても、ただひたすらに忠誠を誓ってくれるアナキンはエリスにとってのヒーローみたいな存在ですね。

異世界に来てしまった中、こんなにも自分だけを見てくれる人がいたら、とても心強いですし好きになるのも自然ですよね～。

エリスの問い

その夜のこと。頭痛がするエリスはアナキンが薬を取りに行ってくれている間、部屋の鍵を閉めてしまいます。

そうしたのは、エリスが意地悪をしてもアナキンが私を諦めないという確信が欲しかったから。

アナキンはメデイアの家の扉を壊した方法ではなく、侍従長に頼んでもらってきた鍵を使って部屋に入ってきます。

なかなかエリスの愛も歪んでいますね。笑

しかも、アナキンが力技ではなく普通に鍵を使って入って来たのもちょっとおもしろかったです。笑

アナキンがいない間にエリスは痛みで苦しむのですが、アナキンがちゃんと薬を持ってきてくれて安心したのではないでしょうか。

弱っている時ほどアナキンの優しさは心に染みるでしょうね。

エリスに薬を飲ませると、顔まで拭いてくれてお世話をしてくれるアナキン。

すると、私のことが好きなの？とエリスは質問します。

アナキンに好きだと言って欲しいと思いつつ、言われたところで自分は元の世界に戻るのだから何もしてあげられないと思うエリス。

結局、答えようとしたアナキンの口を塞ぎ、答えを聞かないという選択をしました。

その理由は、アナキンを感情のはけ口にしてしまってはイアソンと同じになってしまうから。

アナキンはエリスの要求に断れないのを知っているので、エリスはそうしたようですね。

アナキンの気持ちを聞いてみたかったのですが、この流れだともう聞けないのでしょうか。

ベッドにいるエリスに薬を飲ませたり、顔を拭いてあげたりと、２人はとてもいい雰囲気だったのですが、もう少しこういうシーンを見ていたいと思いました。

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