ピッコマで公開されている「男主人公を誘惑するつもりはありませんでした」の感想と考察になります。
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「男主人公を誘惑するつもりはありませんでした」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【6話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
皇女アイリーン
前回ラストシーンで登場した皇女アイリーン・ハスカトルですが、彼女がどういう人物なのか今回描かれていました。
一言で言うと、したたかでずる賢くて性格の悪い奴という感じですかね。
基本的に彼女には取り巻きの令嬢たちがいて、皆アイリーンのことをやたらと褒めてご機嫌取りみたいな令嬢ばかり。
それもまた気持ち悪いですが、まあ立場的なこともありますから、誰もアイリーンの機嫌を損ねるようなことはできないのでしょう。
またアイリーンの小狡いところが露骨に表れたのは、リアンに関する話題のときでした。令嬢たちは皆リアンのことが好きなわけですが、それを知ったうえでアイリーンはお茶会の罰ゲームでリアンへの思いを打ち明けるという。
皇女がリアンを好きだと明言したのですから、もう誰もリアンを好きだなんて言えないわけです。
そこら辺もアイリーンの嫌なところですよね。私のリアンに手を出すなとでも言いたいのでしょう。
表面上は笑顔溢れる愛らしい皇女のふりをしながら、計算高い言動で何でも自分の思い通りにしようとするあたり、本当に性格が悪そうです。
ちなみに3日後にはハスカトル帝国の首都ペリシティでアイリーンの誕生祭が開かれるのだとか。
そこにはリアンやエレノアも参加するのですかね?気になるところです。
ビアンカの辛い境遇
ビアンカについても今回どういう人物なのか描かれていました。
バイス侯爵家の令嬢ビアンカ・バイス。前回登場したアイリーンに怯えていた気弱そうな令嬢です。
どうやら彼女はお世辞を言うのが苦手らしく、アイリーンを褒めて盛り上がる令嬢たちのご機嫌取りについていけずに辛い思いをしているよう。
なんだかビアンカの気持ちは共感できてしまいますね…。上っ面のやり取りにうんざりして思わず正直に物を言ってしまったりするのでしょう…。ビアンカのその不器用さが気の毒で可哀そうです。
ちなみにビアンカは過去に仲の良かった友人に、アイリーンはずる賢いと思うと内緒話をしたところ、すぐに噂は広まってしまったようで。友人だと思っていた人に裏切られたみたいですね…。
ビアンカが周囲から批判される中、アイリーン本人は過剰なほどビアンカを庇い、結果皇女は心が広いと称賛されることに。
いや~またアイリーンのずる賢い一面が出てますね…。
このような過去があるため、前回ビアンカはアイリーンに酷く怯えていたのでしょう。
人付き合いで苦しんでいるビアンカには、本音で話せる信頼できる友達を作って欲しいです。
そのうちエレノアとも会うでしょうか?エレノアとなら良い友達になれそうな気がしますね!
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