ピッコマで公開されている「しがみついても無駄です」のネタバレと感想になります。
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「しがみついても無駄です」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【33話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
疑うべき相手は
胃腸薬に毒などが入っていない成分を調べるようにとロナルドに指示するカイラ。
毒という言葉を聞いて動揺するロナルド。
カイラは決してロナルドのことを疑っているわけではないからと前置きしたうえで、その任務を頼むのだった。
前世では全てを任せて一緒にいた人物であるジェーン。薬を渡してきた彼女のことは疑わなければならない。
そしてさらに疑うのは、ロナルドにそれを胃腸薬だと言って渡してきた彼の友達の背後にいるかもしれない人物も。
おそらくはオースティン子爵もその薬を飲み始めている時期であり、もし成分に問題があると判明すれば子爵の服用も中止させる必要がある。
できるだけ急ぐために薬剤師を用意しようと、以前皇帝への謁見の時に出会ったフィリペを頼ることにするのだった。
母の狩猟服
カイラの元には皇室から文書が届いた。もうすぐ狩猟祭が開催されるという知らせの公文書である。
狩猟祭となると狩猟服が必要になるわけだが、そのことをすっかりと忘れていたカイラ。
急いで買わなければと思う彼女だが、なんとソレンがすでに準備していると言う。
それは亡くなったカイラの母が残した狩猟服の一式。
カイラはそれを一度も見たことがなかったが、それはソレンが頼まれていたらしい。のちに爵位が継承されたときに渡すようにと。
もしその機会がないのであればそのまま燃やしてしまうようにとも言われていたという。つまりカイラが爵位継承できないかった場合は廃棄しろということだ。
どうやら母はカイラにだけそれを譲りたかったようである。
ふとカイラは、母が爵位を受け継ぐための後継者教育を受けたことがあったのか気になった。
ソレン曰く、カイラの母も後継者教育は受けていたらしく、剣術も修練したのだと。
しかし結局後継者にならなかった理由はソレンも知らないというが、事実として突如トラビスと成婚したらしい。その後トラビスが臨時のオルシエ侯爵になったのだ。
カイラはそれ以上深く質問することはなく、とりあえず狩猟服を着てみることにするのだった。
開かずの金庫
カイラの元にはフィリペがやって来た。薬の成分を調べるために薬剤師たちを連れて来てくれたようだ。
挨拶を交わし、そしてカイラは主治医としてロナルドのことも紹介する。
ロナルドが薬剤師たちと顔を合わせている間、カイラは別件でフィリペを他の部屋に連れて行った。
外国との貿易も長くやっているフィリペならわかるかもしれない。そう思って連れて行ったのが、開かずの金庫があるトラビスの部屋。
それを見たフィリペは、リッセン王国で制作した特殊金庫のようだと言う。王室の要望に合わせてリッセンの魔導士によって作られたようだ。
少しの間試行錯誤し、そしてついに開け方を見つけたフィリペ。金庫を開ける方法は血液なのだと。
試しにカイラの指を少しだけ傷つけて血を垂らして見ると、金庫は突然光を発し、そしてついに開いた。
中に入っていたのはカイラの母の日記帳と婚姻届である。
なぜこんなものがここに入っているの…?とカイラは疑問に思うのだった。
【33話】感想
とりあえず疑わしい薬の成分を調査することになりましたが、ジェーンが裏切り者だったら悲しいですね…。怪しいと言えば怪しいですが。
どうせなら、ロナルドに胃腸薬だと言って渡してきた友人の背後にいる人が黒幕で、皇后とかすでに敵対している人であればこちらとしてもスッと受け入れられるんですがね。笑
また薬剤師をつれてカイラのもとにやって来てくれたフィリペ。薬以外の件で、金庫を見てもらったところ、無事開けることに成功しました。フィリペは何でも知っていますね。頼りになります。
中から出てきたものが意外でしたが、一体どういう経緯で保管されていたのでしょうかね。真相が気になります。
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