ピッコマで公開されている「ガラスの温室の公爵夫人」のネタバレと感想になります。
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「ガラスの温室の公爵夫人」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【20話】ネタバレ
神殿に行く理由
エドハールがエルを神殿に連れて行きたい理由。
それはこの間の医者でも原因が分からなかった高熱のためだ。万が一に備えて生命の神殿に寄ったらどうかと勧められたらしい。
もしかしたら精霊の力に目覚めてエルの体に負担がかかった可能性も考えられる。
レイナは彼の提案を受け入れ、一緒に帝都へ行くことにした。
出発前には領地内の穀物問題を解決するため、エドハールは奔走して何とか解決の目途が立つのだった。
帝都へ向かう船
エドハールとレイナ、そしてエルは帝都に向かう船に乗った。
また見渡す限り青い海に、ウンディーネも気持ちよさそうである。
エルにとっては初めて見る広い海。
海の中にはたくさんの生き物がいるのだとレイナがエルに説明して聞かせると、私が海の中を見せてあげようか?と言い出すウンディーネ。
彼女は何と海水を丸ごと持ち上げたではないか。
その影響で少し船が揺れ、何事だ?と言ってエドハールもやって来る。
そこで彼らが目にした光景は言葉を失うほど綺麗な光景である。透き通る水の中で泳ぐ生き物たちを間近で見ているのだ。
エドハールもその光景に感心し、エルもキラキラとした目で見上げている。
エルはこの光景を覚えていられないだろうなとエドハールが言うと、こんな風景を作り出せる人に成長するでしょうとレイナは答えた。
そうなるように自分が手助けする。
彼女はそう誓うのだった。
昔とは変わったレイナ
日も暮れて真っ暗な夜。
レイナは一人船のデッキに出て、昼間の自分の言葉を思い返していた。
こんな風景を作り出せる人に成長するよう手助けするつもりだと。
自信満々にそう言っていたレイナだが、本当に自分が良い母親になれるのか不安でもあった。
そんな彼女のもとにエドハールがやって来る。
明日帝都に着いたらそのまま皇宮に行く予定なのだと。そして皇帝に何か言われても心に留めないようにとも忠告して来た。
皇帝は人の心を思うがままに操るのを好む人物なのだという。またエルは皇帝に合わせても良いことなどないから連れて行かないようだ。
それからエドハールはレイナのことを心配していた。貴族に会うかもしれないが大丈夫か?と。
その言葉にレイナは、過去に貴族たちに罵られていた記憶が思い浮かぶが、今の自分は違う!と思った。
私は大丈夫です。あの時とはずいぶん変わりましたから。
そう答えたレイナの顔は朝日に照らされ、何か希望を感じているような明るい顔をしている。
エドハールから見たレイナの瞳はいつも憂鬱そうな色をしていたが、今の彼女は燦然たる様子である。
彼はレイナの変化に、驚きながらも何か嬉しさも感じているような表情を浮かべているのだった。
【20話】感想
ウンディーネは水の精霊だけあって、やはり海に来るとテンションが上がるものなのですかね。海水を丸ごと持ち上げるという大技を見せてくれました。
またレイナは、自分が良い母親になれるか不安を感じながらも、今までよりは前向きになっているようです。
彼女の変化を感じて何か思っているエドハールの表情が印象的でした。
そしていよいよ帝都へ。皇帝との謁見はどうなりますかね。続きが楽しみです。
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