韓国漫画の感想考察(※ネタバレあり)

【ネタバレ21話】ガラスの温室の公爵夫人の最新話のネタバレと感想!最終話の結末まで更新

ピッコマで公開されている「ガラスの温室の公爵夫人」のネタバレと感想になります。

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「ガラスの温室の公爵夫人」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。

【21話】ネタバレ

※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。

エルの怒り

レイナの前の人生で彼女が命を落としてから15年が経過したころ。

成長して大きくなったエルは、父エドハールの責任を問い詰めていた。

本当の母が誰か勘違いしたまま生きてきたのはあなたのせいだと。

エルの実の母はレイナ。しかしレイナはモニカに殺され、奇しくも母の仇であるモニカを母親だと思い込んで育ったのだ。

そのためエルは、レイナの最期をまともに見守ることさえできなかった。

エルはその事実に苦しみ、あなたのせいだ…!と涙を流しながらエドハールに訴えるが、彼は顔色一つ変えない。

そのころエルはすでに稀代の精霊術師になっていた。

父のしでかしたことの大きさを分からせるため、エルは精霊の力を使い、母が放置されていた離れの建物にエドハールを閉じ込めた。

一方のエドハールはこう思っていた。

レイナ…私たちの息子は狂気に染まって祖国に背いてしまったよ。そう…全部私のせいで。

彼は表情一つ変えなかったが、エルに問い詰められていた通り、自分の責任であることをひしひしと感じているのだった。

再演のレイナ

エドハールが閉じ込められた離れの建物。

そこは生きる意志も持てないような薄暗い場所だが、そこにレイナが現れた。

彼女は15年前の姿のまま。エドハールがレイナに触れようとしてもすり抜けてしまう。

それは精霊術師のエルが作り出した”精霊の再演”なのだ。

膝を抱えて寂しそうに座っているレイナの隣に、エドハールも腰かけた。

あなたはどんな人生を生きたんだろう?私は腹違いの兄弟の目の敵だったよ。

そう思いながら、エドハールは過去のことを思い返すのだった。

エドハールとレイナが出会った日

エドハールとレイナが出会った日のこと。

その日彼はヴィノシュト公爵邸で行われたリンテスの昇爵の祝宴会に出席した。

兄と共にリンテスに挨拶を交わすが、兄はエドハールを小馬鹿にしたようなことを言う。

礼儀を知らない弟ですのでと言いながら、馬鹿にするように笑っているのだ。

その祝宴会の日の夜。うんざりした様子のエドハールは一人会場を抜け出して庭園を散歩していた。

そこでたまたま通りがかった温室。あまり管理されてないその温室入って見ると、そこにはピンク色の髪の女性が一人で座っていた。

エドハールはそれがすぐにレイナだということがわかった。呪われているなどという噂で知られており、目つきも憂鬱極まりない様子だ。

しかしそんなレイナの姿が自分に重なって見えた。周りのせいで自分を押し殺して生きているその姿が似ていたのだ。

そのためその日エドハールは、”あなたの人生を生きなさい”というらしくない言葉をかけたのだった。

ヴィノシュト公爵の要望

それから少し経った頃、エドハールの元にはヴィノシュト公爵がやって来て、取引を持ち掛けてきた。

それは娘のレイナと結婚したら、エドハールの爵位継承を手伝うというもの。

本妻ではない女性が産んだ子だったエドハールには生まれつき立場的な限界がある。だから悪くない取引だろうとヴィノシュト公爵は言うのだ。

しかしヴィノシュト公爵の提示した条件はそれだけではなかった。

なんとレイナと結婚したうえで、絶対に愛を与えないこと。

それが彼の望みだったのだ。

【21話】感想

大人になったエルが登場するのは初めてですね。実の母であるレイナが殺され、そしてモニカを母だと勘違いして生きてきたことに、彼は酷く憤っているようです。当然ですよね…。

そのことを問い詰められたエドハールは顔色一つ変えることはありませんでしたが、自分の責任だということを認めています。

そんなエドハールに取引を持ち掛けてきたのがレイナの父であるヴィノシュト公爵。娘と結婚したうえで絶対に愛を与えないで欲しいとか…。陰湿過ぎて気持ち悪いですね。どれだけ娘に嫌がらせしたいのか。

前世でエドハールが結婚後に冷たくなった理由はこれだったのかもしれません。ヴィノシュト公爵は本当に許せない奴です!

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