ピッコマで公開されている「実は私が本物だった」の感想と考察になります。
「あらすじ」や「漫画や小説の先読み方法」や「みんなの感想・レビュー」はこちら!
←前回 | 今回 | 次回→ |
第4話 | 第5話 | 第6話 |
「実は私が本物だった」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【5話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
追い込まれるキイラ
今回描かれたのはキイラの前世の最期でした。
コゼットと周りのメイドたちの嘘の証言に陥れられて、父ラディックさえも信じてはくれず、キイラはどんどんと立場の悪い状況に。
そして最終的にはコゼットが先に精霊士の力を発現してしまい、キイラは偽物として処刑されてしまうという…。
どうしてこうもキイラに悪い事ばかり起きるのですかね…。可哀そうで見ていられないです。
父からの信頼を失ってからは、キイラにとっては精霊士の力を発現することだけが実の娘であると証明し、状況をひっくり返す唯一の方法だったわけですが、そうはいかなかったのですね。
表向きには良い人な顔を見せているコゼットが、裏ではキイラを挑発するような発言をしていることが本当に許せないです!
偽物なのにどうして?
先にコゼットが精霊士の力を発現したわけですが、ちょっとそこが謎ですよね…。
なぜ実の娘ではないコゼットが精霊士の力を使えるの?っていう。
精霊士の力を使えるのはパルビス大公家の血を引く実の娘1人という設定であり、実の娘はキイラのほうです。
それは物語の一番最初の第1話でも、コゼットの口からキイラが本物だと言っている場面がありました。
それにそもそも作品名も「実は私が本物だった」って言っているくらいなので、キイラが実の娘でコゼットが偽物であることは大前提で決まっているわけです。
偽物なのに精霊士の力を使えるということは、まず考えられるのは何かイカサマかトリックで皆を騙しているということですかね。まるで精霊士の力を使っているかのように見せているだけという感じでしょうか。
もしくは「実は私が本物だった」というタイトルはコゼット視点のもので、実はコゼットのほうが実の娘だったり…?もしそんなことがあったら大どんでん返しすぎますね…。
ただコゼット自身の発言とも辻褄が合わないですし、それにコゼットが本物でしたというシナリオはちょっと受け入れがたいので、純粋にやめて欲しいです。
とにかくコゼットが精霊士の力を発現した真相が気になるところです。
処刑された瞬間の謎の出来事
処刑されたキイラですが、その瞬間バチバチと電気のようなものが走り、雷が落ちて、次の瞬間キイラは部屋で目覚めました。
そして処刑の瞬間には、どこかの場所で魔法陣のような物に手をかざしている青い目をした金髪の男がいましたね。
この描写を見る限りは、過去に回帰することになるのはその青い目の金髪の男の仕業のようですね。
一体何者なのでしょうか。
異世界に転生したり、小説のキャラクターに憑依したり、過去に回帰したりというファンタジー系の漫画は多いですが、なぜそのような現象が起きたのかはさらっと流す作品がわりと多い印象です。
しかしこの作品では過去回帰にいたる過程や理由もしっかりと描かれそうな予感がしますね。
その男が何者なのか、キイラとはどういう関係なのか、気になるところです。
←前回 | 今回 | 次回→ |
第4話 | 第5話 | 第6話 |