ピッコマで公開されている「優しいあなたを守る方法」の感想と考察になります。
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【73話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
神殿と皇室の対立
祝賀使節団を歓迎する宴会に出席するため着飾ったノエル。今回、皇族であるカリスト皇子も参加することに驚きます。
神殿と皇室が対立する理由、それは帝国を守護する9つの結界石を維持するために聖女の力が必要で神殿が存在が大きいため。
そして、10年前。カリスト皇子はヨゼフィーナの悪行を非難して神殿放火事件を起こし、その責任で遠くに追いやられたと。その後は魔塔の一員となって活躍しているようです。
皇室からしたら、影響力のある神殿や聖女の存在は厄介ですよね。しかし、聖女の力のおかげで帝国を砂漠化や魔物から守ってもらっている以上、表立っては攻撃できないのでしょう。
カリスト皇子はヨゼフィーナに対して嫌悪感を持っているにもかかわらず、今回宴会に出席することとなった理由は何かあるのでしょうか。
翼同士の対面
祝賀使節団を歓迎する宴会でヨゼフィーナの翼として水の力を披露するノエル。招待客は感嘆の声をあげ、ヨゼフィーナは満足気の表情を浮かべます。
ノエルの披露が終わると、怖い顔をしてやって来たのはカリスト皇子。
彼はヨゼフィーナの翼だと思っているノエルを敵視しており、ヨゼフィーナのことを悪魔呼ばわりします。
本当の主人でないヨゼフィーナの悪口を言われても、当然平気なノエル。彼女が礼儀正しくカリスト皇子に接すると、彼は不思議に思うのでした。
カリスト皇子はノエルのことをヨゼフィーナを慕う翼だと思って嫌悪感を持っていますが、ノエルの方は内心親近感を抱いているようです。
ノエルとカリスト皇子はヨゼフィーナのことを嫌いな同士、本当は気が合いそうですよね。
カリスト皇子はクール系イケメンですが、アフィンが好みのノエルにとってはカッコよくないみたいです。笑
平凡な顔呼ばわりしていたので笑ってしまいました。
翼同士の対面(カリスト皇子目線)
カリスト皇子は父の後を継いで帝国を率いる夢があったのだと。しかし、ヨゼフィーナの翼として覚醒してしまうと、その夢も壊れてしまいます。
カリスト皇子はヨゼフィーナに復讐すべく、翼の力ではなく自身を強くするため魔法を取得するのでした。
そして、今回の宴会でのノエルの水の力を見ると、ヨゼフィーナがさらに強くなったのだと感じたカリスト皇子。
ノエルよりも強い力を見せようと意気込んでいたのですが、そのノエルが自分に礼儀正しい態度を取って来るので面食らうのでした。
ヨゼフィーナの翼となった自分が皇帝になってしまえば、聖女>皇帝で帝国は聖女のもの同然になってしまうのを避けたのですね。
しかし、翼であれば盟約の苦痛もあるでしょうに復讐のために魔力を身につけたのはすごい根性です。それほどヨゼフィーナへの恨みは強いのでしょうね。
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