ピッコマで公開されている「お父さん、私この結婚イヤです!」の感想と考察になります。
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「お父さん、私この結婚イヤです!」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【112話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
皇帝を嫌う父
前回に引き続きフロエン公爵が語る彼の過去の話。
彼の父で先代のフロエン公爵であるリオン・セント・フロエンは、20年間皇室を忠実に補佐してきた身でありながら、即位したばかりの新皇帝ダリウスに敵意を抱いていたよう。
そんな父の感情に気づきながらもフロエン公爵はその理由を知ることはなく。
おそらく先代フロエン公爵は当時からダリウスの愚かさを分かっていたのでしょう。
というのも彼はダリウスから魔法使いを残さず捕らえるよう命令が下されたのだとか。そして捕まった魔法使いたちは魔力を奪われて殺されるのだと。
そんな非道な命令が下された時点で先代フロエン公爵はダリウスに対して敵意を抱くようになったのかもしれません。
アメリアを守るため
魔法使いを一人残らず捉えるよう命令が下されたと父から聞いたフロエン公爵は、愛するアメリアを助けるために行動を起こしました。
アメリアも魔法使いですからね。当時はまだ結婚はしていませんでしたが、すでに愛し合う関係だったみたいです。
フロエン公爵は父の執務室へ忍び込み、魔法使いのリストからアメリアの名前を消すことに。それによってアメリアは捕まることなく無事に成人を迎えたよう。
先代フロエン公爵はリストが改ざんされたことに気づいていたみたいですが見て見ぬふりをしてくれたようで。息子の愛するパートナーだから目をつぶってくれたのでしょうか?
それからフロエン公爵は反対されることを覚悟でアメリアとの結婚の父に伝えると、先代フロエン公爵はあっさりと許可してくれました。
そんな父の反応をフロエン公爵は意外に感じたみたいです。
今回の話を見る限り先代フロエン公爵は息子のことを結構大切にしてくれていたのですかね?前回の話だと息子のことを全く認めようとしない厳しい父という印象でしたが。
息子が愛する女性であるアメリアのことを見逃してくれて、そしてあっさりと結婚も許可してくれるという。
先代フロエン公爵が何を考えていたのかは気になるところです。
戦争勃発
結婚式を挙げてから間もなくテゼリア王国との戦争が勃発し、フロエン公爵は多くのもの失うことに。
父である先代フロエン公爵は戦争で死亡し、その知らせにショックを受けた母もまた命を落としたとか。
結局フロエン公爵は父が何を思っていたのか知らないままなのかもしれませんね。
不可解な出来事
親の死を悲しむ暇もなくフロエン公爵は戦い続け、戦争に勝利して英雄として帰還することに。
アシェット帝国でフロエン公爵を待っていたのは子供を身ごもった愛する妻アメリアでした。
そしてアメリアが決めたという子供の名前はジュベリアンなのだと。その名前を聞いた瞬間フロエン公爵の表情がこわばることに。
というのも結婚をあっさりと許可されたあの日、父である先代フロエン公爵から、”ジュベリアンを必ず守れ”と言われたのだとか。これはゾッとしてしまいますね…。
当時フロエン公爵は何のことか全く分からなかったでしょう。それがのちに生まれてくる子供の名前だとは知る由もないですし。
なぜ先代フロエン公爵はジュベリアンの名前を知っていたのか。もしかしたら彼もまた過去に回帰してきた人物だったり…?真相が気になるところです。
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