ピッコマで公開されている「ウサギと黒ヒョウ様の共生関係」のネタバレと感想になります。
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「ウサギと黒ヒョウ様の共生関係」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【43話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
ルーンに連れられて
ルーンはビビのために服を買い、そしてもう日も暮れる頃、マニアンツ家の屋敷まで彼女を連れてきた。
それから補佐官のヘリントンも含めて3人で食事をすることに。
ビビのためには豪華な料理が準備されたが、その光景に彼女は唖然とする。
これまで子ウサギとして干し草ばかり食べていたビビからしたら信じられない食べ物だ。
ふとビビがルーンを見ると、彼は口元を少し怪我しており、ライオンの姿の時に怪我したものかな?と彼女は思った。
それから会話の中でヘリントンは、ビビがアヒンと一緒にいた子ウサギだということを知る。獣人だったんですか!?と。
普段動物の姿で活動する獣人などあり得ないことであり、ヘリントは驚いているようだ。
ルーンの補佐官まで知ることとなり、ますます事が大きくなってきたね…とビビは少し頭を悩ませるのだった。
帰りたい
それから用意された料理を食べるように促されるビビだが、彼女は食べたことのないものに戸惑う。
他の人の食事はこれまでも見てきたが、実際に自分が食べるとになるとテーブルマナーは下手だろう。
そんなことを思いながら窓の外を見ると、もうまさに日が暮れようとしている。
これから医院の小屋に帰って、もしアヒンたちが待ってくれていなかったらどうしようと少し不安になった。
早く帰りたいという気持ちが溢れてくるビビ。
思い切って、ルーン!私帰ります!と強い口調で言うと、意外な彼女の強い意思にルーンは驚く。
少し戸惑っている様子のルーンは引き留めることもなく、ビビは一方的に言葉を残して席を立ちそのまま部屋を出て行く。
しばらく医院で寝込んでいた影響か、一人帰ろうとするビビの足取りはおぼつかなく、ふらふらとよろめきながら帰っていくではないか。
そんな彼女の後ろ姿を、ルーンは切ない表情で見ているのだった。
アヒンへの疑いの心
ビビがマニアンツ家の屋敷を出て、記憶をたどりながら帰ろうとすると、突然後ろから掴まれてお姫様抱っこされた。
ルーンが彼女を追ってやってきたようだ。足取りのおぼつかないビビを心配してか、彼は送ってくれると言う。
そして、勝手に連れて来てしまったことを謝罪してきた。ルーンの表情は切なそうだ。
そんな彼の顔をまじまじと見ていると、怪我をしていたはずの彼の口元の傷が治っているではないか。
それを見て驚くビビ。自分が癒し系フェロモンを持っていることを確信すると同時に、ふとアヒンへの疑いの心が湧いてきてしまった。
これまで自分に良くしてくれたのは、この癒し系フェロモンの力が役立つと思ったからなのだろうか。
またアヒンは以前、ビビに人間の姿になるよりもウサギのままでいてくれたほうが良いと言っていた。
自分に人間になって欲しくなかったのは、自らの意思で行動できない受動的な存在のほうが扱いやすかったからなのかもしれない。
アヒン、もしかして私を利用しようとしたの…?
そう思いながらビビは悲しそうな表情を浮かべるのだった。
【43話】感想
服を買うだけでなく、家にまで連れて行かれるとは。ビビはかなりルーンに振り回されていますね。
どうしても帰りたくなったビビは一人で帰ろうとしましたが、その時のルーンの切ない表情が印象的です。強引に連れて来てしまったことを後悔したのでしょうかね。
結局ルーンが送ってくれることになりましたが、彼の口元の怪我が治っているのを見て、癒し系フェロモンであることを確信し、しかもそこからアヒンを疑うことに。
アヒンは絶対にビビのことを大切に思っているはずなのに…。それを彼女が疑ってしまうのは悲しいですね。
彼の気持ちがちゃんと届いてほしいものです。
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