ピッコマで公開されている「全ては勘違いだった」のネタバレと感想になります。
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「全ては勘違いだった」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【11話】ネタバレ
ノクターンに届いた報告
ノクターンが主催するお茶会の日の当日、結局ドルーアやアリス、アーロンたちは参加しなかった。
ドルーアが変わってきていると感じるノクターン。
婚約してからは家に来ることもなくなり、催眠魔法が解けているのか?と感じていた。
何が問題なのだと頭を悩ませていると、ノクターンの元に使用人から報告が入る。
ドルーアが体調を崩してここ数日療養中であると。
その報告を聞いたノクターンは、ガシャッとグラスを床に落とし、あの子が病気だって?と顔色を一変させるのだった。
目覚めたドルーア
メモリアの糸かせを飲んでから、ドルーアは長い間意識を失い、そしてやっと目を覚ました。
目覚めると目の前にはメイドのサディがいて、なんとドルーアは9日間も眠っていたという。
彼女が目覚めて嬉しそうにするサディ。そしてその朗報を聞くと、両親と姉も部屋に集まって来て、皆心から安心するのだった。
しばらくして落ち着き、ドルーアは食事をとることに。
食事中、なぜメモリアの糸かせなんか買ったのかと家族が問うてくる。
財産の半分を使ったうえ自分の身を危険にさらすようなことしたのだから、家族が疑問に思うのは当然である。
しかし小説の中で生まれ変わったことや、小説の内容を確認したかったということなど、ドルーアは本当のことを言うわけにはいかない。
アーロンに失礼なことをしたかもしれないから記憶を思い出す必要があってという理由で彼女は乗り切るのだった。
小説のドルーアと今のドルーア
意識を失って9日間倒れていたことは、ある意味ドルーアにとって都合がよかった。
ひと月の謹慎が命じられたものの、返事に困るような連絡を避けるにはいい口実である。
ノクターンのお茶会も体調を崩したからという都合のいい言い訳で避けることが出来た。
そしてドルーアは、蘇った記憶について再び振り返り、皮肉なものだと感じていた。処刑を避けるために仲良くなろうとしたノクターンが、実際に自分を死刑に突き落とそうとしていたとは。
それから彼女はふと疑問を感じる。
なぜ毎日冷たい態度で試されながらも足しげくエドガー公爵邸を訪れたのは、完全に自分の意志によるものだったのかなと。
原作のドルーアはノクターンに洗脳されていたわけだが、今の自分も小説のように洗脳されたことがあるのではないかと自信を疑ったのだ。
また、原作のドルーアと今のドルーアは果たしてどれほど違うのだろうかと考え、ゾクッとした。
そんな彼女の元に、客人が来たとサディが報告してくる。
その客人はなんとノクターンであった。
アーロンが感じた疑問
アーロンの元には、ドルーアからの手紙が届いていた。
しばらく体調を崩して療養していたこと、そしてお茶会に参加しないでという彼女の意向に従ってくれたことへのお礼などが綴られている。
そんな手紙を読んだアーロンは、ノクターン・エドガーに気を付けてくださいという以前ドルーアに言われた言葉を思い浮かべた。
ノクターンのお茶会に意識を失ったドルーア。その2つに何か関係があるのではと思ったのだ。
ある時からドルーアのノクターンを見る目が変わり、ノクターンについて話すときは彼女が怖がっているような気がしていた。
直接彼女の顔を見て確認したいと思ったアーロンは、上着を手に取りどこかへ行こうとする。
上着をバサッと羽織った時、何かがポロっと床に落ちた。
それをみたアーロンは、これは…と何か思うのだった。
【11話】感想
ドルーアが倒れたと聞いてグラスをガシャッとおとすノクターンが印象的でした。彼が一体どういう感情だったのでしょうか。
またドルーアのほうは自分が洗脳されていた可能性にも気づき始めましたね。ノクターンに対してゾクッと恐怖を感じた直後に彼が訪問してくるとは、怖すぎます…。
そしてアーロンはアーロンでお茶会とドルーアが倒れたことの関連性を気にし始めました。それぞれの思惑とかが入り混じって、面白くなってきましたね。
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