ピッコマで公開されている「しがみついても無駄です」の感想と考察になります。
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「しがみついても無駄です」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【72話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
仲違いさせるため
前回フェイロンはラカンに、カイラが死んだのは皇后の策略のせいだということを伝えていました。
やはりそれはラカンと皇后を仲違いさせたいというカイラの意向みたいですね。
結局フェイロンとラカンはカイラの死について少しいがみ合うような形で会話が終わり、狙い通りラカンの敵意が皇后に向いたかは分からず。
もちろんフェイロンはカイラが死んでいないことを知っているため、演技で話を合わせているだけですが。
あとフェイロンは会話の中で探りを入れ、ラカンが皇后と手を組んで狩猟大会で事件を起こしたという事実も確認していました。
その事実を明るみにしてどうにか罰を与えたいところですね。
そしてカイラの思惑通りにラカンが皇后と仲違いする流れに持ち込めるといいです。
過去回帰はラカンの仕業?
フェイロンとラカンの会話の中で、ちょっと気になる描写がありました。
ラカンの心の中のセリフですが、時を戻すならフェイロンとカイラが婚約する前に戻すべきだったと後悔しているようで。
つまり時間を戻したのはラカンの仕業ということになりそうですね。
以前第64話でラカンに回帰前の記憶があることは明らかにされていましたが、時間を戻したのが誰なのかについては触れられていませんでした。
そのためラカン自身も訳も分からず過去に戻ったのか、それともラカンが意図して引き起こしたことなのかは不明だったわけですが。
今回の描写からすると、ラカンの意図したものだということがうかがえます。
第22話で触れられていたように、瞳の色が黒いほど魔法の力が強い傾向にあるという話だったので、瞳が真っ黒のラカンは時を戻すという強力な魔法が使えてしまう可能性もありそうですね。
真相が気になるところです。
皇帝を利用しよう
第63話で触れられていたカイラの計画。一つは皇后とラカンを仲違いさせること、そしてもう一つは狩猟大会での事件の犯人が皇后だということを明らかにして権力を弱めることだという話がありました。
それで仲違いの件は前半にフェイロンがラカンをそそのかしていたわけです。
そしてまた今回皇后の悪事を明らかにすることについてカイラには作戦があるようで。
どうやらカイラは皇帝を利用しようと考えているのだとか。皇帝は非常に利己的な人物であるため、その性格を利用しようという。
キャラマン大公は止めようとしていましたが、きっとカイラには何か考えがあるのでしょう。
どのように皇帝を使って皇后の悪事を明らかにするつもりなのか。カイラの思惑が気になるところです。
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