ピッコマで公開されている「ラスボスの私が主人公の妻になりました」の感想と考察になります。
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「ラスボスの私が主人公の妻になりました」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【84話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
怪しい者たち
フィオナがヘイロン領から首都へと戻ると、邸宅を守っていた護衛騎士リアンダーから報告が。
どうやらフィオナがヘイロン領へと発った後、邸宅の周辺をうろつく不審な者たちが増えたのだと。
これについては闇の出現によって死んだ土地からフィオナが帰って来て以降ずっと入ってきた報告らしいのですが、不在の間にますます事態が悪化していたみたいです。
その不審者たちは一体何者なのですかね…?特に手掛かりになるような話はなく。
また侵入してきたり危害を加えてきたりするわけではなく、護衛の者が威嚇すると逃げていくのだとか。
ただ周囲を徘徊しているだけのものを捕らえて閉じ込めたりは出来ないので、これといった対応もできていないみたいです。
う~ん、とにかく気持ち悪くて嫌ですね…。何が目的なのか、その者たちを扇動している黒幕の存在なんかもありそうですね。
いつもとは違う客人
邸宅の周りを怪しい人たちが徘徊しているという話でしたが、その日はいつもとは違う様子の者が一人いました。
それはまだ10歳にも満たないように見える幼い女の子。それも服装からして貧しい平民の子のようですね。
どうしたのだろうかとフィオナらが話しかけに行くと、リーゼという名前の子であり、亡くなった兄をフィオナなら蘇らせることができると聞いて訪ねてきたのだとか。
とんだデマですね…。いくら天才魔導士のフィオナでも死者を蘇生させるなんて不可能ですから。
詳しく聞いてみると、リーゼの母が伯爵様と呼ばれる男からフィオナの件について教えてもらったらしく。フィオナはそれがビル・カーティス伯爵であるとすぐに察していました。
相変わらず気持ち悪い男です。そんな嘘を教えて何をするつもりなのでしょうか。彼の企みには警戒したいですね。
今はひとりぼっち?
リーゼ曰く父が亡くなってからずっと母と兄と3人で生きてきたのだとか。
しかし兄まで亡くなってしまい、母は3日前から帰って来ないのだと。つまりこんな幼い子がひとりぼっちの辛い時間を過ごしているということですね…。あまりにも可哀そうです。
カーティス伯爵は亡くなった息子を生き返らせることができると言っているらしく。その話を信じてリーゼの母がカーティス伯爵のもとへ行ってしまったという可能性は高そうです。
またフィオナは嘘をついて無駄に希望を抱かせることはできないと思い、死んだ人は二度と帰って来ないんだとはっきりリーゼに伝えていました。
それと同時にお母さんが家に帰って来れるよう努力するとも約束することに。
今フィオナができることは行方の分からなくなっている母を見つけてあげることしかないですからね。
兄を生き返らせてあげることができなくても、リーゼがまた母と2人で幸せに暮らせるようフィオナがサポートしてあげて欲しいです。
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