ピッコマで公開されている「ラスボスの私が主人公の妻になりました」の感想と考察になります。
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「ラスボスの私が主人公の妻になりました」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【79話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
フィオナの気づき
ドラゴンのクレメンテとのやり取りの中であることに気づいたフィオナ。それはクレメンテの胸に刺さっている剣がアヴェルの呪いの媒介体になっているということ。
第76話の登場シーンからクレメンテの胸にはずっとアヴェルのものと思われる剣が刺さっていましたからね。
フィオナは魔法の炎で目くらましをして、その間にシグレンが剣を抜くことに。すると無事にアヴェルは呪いから解放されたみたいです。
それにしてもフィオナはよく気づきましたね。これ以上シグレンとアヴェルが傷つけ合う必要もなくなりとりあえず一安心ですね。
クレメンテのメッセージ
アヴェルを呪いで操って自身の体力を削ってまでクレメンテが伝えたかったこと。それは望んでいない相手と争う悲惨さだったよう。
ドラゴンたちは時が経つごとに理性を失っていくためクレメンテが理性のある最後のドラゴンだという話がありましたが、どうやら彼は理性を失った他のドラゴンと傷つけ合っている現状があるらしく。
第77話でも同族と喧嘩し合っているという話は触れられていましたね。
理性を失いながらもドラゴンたちはほぼ永遠に生き続けて殺生だけを繰り返すため、仲間のそんな姿がクレメンテにとっては辛いよう。
想像以上にクレメンテは難しい状況に苦しめられていたみたいです。
それから手遅れになる前にとクレメンテはフィオナと取引することに。
ドラゴンはこれ以上人間に攻撃しないと約束してくれたみたいですが、逆にフィオナらがドラゴンに対して何をしてあげるのかは明かされておらず。具体的な取引の内容が気になるところです。
もう手遅れ?
クレメンテとの取引も終わって傭兵団がくるのを待っている間、ついにアヴェルが意識を取り戻しました。
目を見開いて安心したような表情を浮かべるフィオナですが、アヴェルからまさかの言葉が。もう自分は手遅れだと。
アヴェルの体からは大量の出血もあって、命が助かることはないと自分で察しているみたいです。
これはまさかですね…。せっかくアヴェルのことを見つけて助け出せたと思ったのに…。
最後にお父さんと呼んで欲しいとアヴェルは要求していましたが、単にお父さんと呼ばせるために死にそうなふりをしているなんてハッピーな展開は期待しないほうがよいでしょうか…?
もしこれが本当にアヴェルの最期になるなら悲しいですね。この後どうなるのか気になるところです。
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