ピッコマで公開されている「幼馴染を暴君に育てました」のネタバレと感想になります。
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「幼馴染を暴君に育てました」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【13話】ネタバレ
5年後
いつの間にか5年の月日が流れたある日。
ルイチェルサ伯爵家から手紙が届いた。ビチェ宛なら持って行きますよとルイスに話しかけるジェイド。
ルイスはふとジェイドの成長をしみじみ感じた。この邸宅に来た時あんな小さかった少年がもう15歳か…と。
5年という時間を長くもあるし短くもあるとルイスは感じているのだった。
それからジェイドはルイスから受け取った手紙をビチェに渡しに行く。その手紙は双子からのもののようだ。
今度久しぶりに邸宅に遊びに来るのだと。彼らが来るのは3年ぶりである。
毎年夏と冬に遊びに来ていた双子だが、彼らが13歳になる年に変化があった。
ベンジャミンは剣士になるため、ザフリーは神父をになるため、2人ともアカデミーに通い始めたのだ。
恥ずかしがり屋で小心者だったベンジャミンと、問題児だったザフリーという性格上、2人の進路が逆じゃないかと当時ビチェは驚いていたようだ。
そしてアカデミーに通い始めてからは疎遠になり、今度の訪問が3年ぶりとなるのである。
暴君化は失敗に
この5年間、ジェイドを暴君にしようとしたビチェの計画は見事に失敗した。
いくら悪くなるようにそそのかしても思い通りにはならず。むしろビチェの悪さだけが目立ち、ジェイドの優しさが浮き彫りになるだけだった。
完全に間違っていたわ…と思い返すビチェ。
それからジェイドは、デビュータントには行かないのか?とビチェに話しかけてくる。招待状が山積みになっているのだ。
この子の年頃になるとあちこちでデビュータントの招待状が飛び交う。特に侯爵家の娘ともなれば社交界デビューは早いケースが多い。
しかしビチェにはまだそのつもりはなかった。回帰前には何も知らずに行くべきものだと思って参加したが、今となってはわざわざ行く必要性も感じない。
そんな返事をするビチェに対し、ジェイドは参加を進めるようなことを言ってくる。この年頃ならお相手探しでもするもんじゃないのか?と。
そしてまるで妹の面倒をみるお兄さんのような表情で、こちらを見て微笑んでいるのだ。
相手など探す必要がないわ!とビチェは答えた。なぜならもうすぐ死んで現実世界に戻るつもりだからだ。
それでも、行くことになったら必ず話してくれとジェイドは言う。一緒に行くつもりのようだ。
私の将来の旦那を見ようとでも?と聞くと、見るだけで済むかな?と笑っている。
私のことを未だにアヒルの赤ちゃんだと思っているのね!とビチェは心の中で思うのだった。
【13話】感想
まさか唐突に5年後から始まるとは驚きました!近々双子が来るようで、きっと願い事を書いていれた箱を掘り出すでしょうね。楽しみです。
そしてこの5年間ビチェはジェイドの暴君化を試みたものの失敗したようですね。結局原作とは全然違う方向に行っているということですかね。
諦めてこの世界で長く生きるという選択はどうかな?とも思ってしまいましたが…。笑
原作通りに行きそうもない状況で、ビチェはどのようにして現実世界へ帰るつもりなのでしょうか。
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