ピッコマで公開されている「お兄ちゃんたちに気をつけて!」のネタバレと感想になります。
「あらすじ」や「漫画や小説の先読み方法」はこちら!
←前回 | 今回 | 次回→ |
第43話 | 第44話 | 第45話 |
「お兄ちゃんたちに気をつけて!」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【44話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
エーリッヒとユージンの話
ユージンの部屋を訪れたエーリッヒは、なんでハリにピアノを買ったの?と聞く。
エーリッヒはハリが喜びそうなものをユージンに伝えていたのだが、ハリが持つには危険だと思いユージンは結局ピアノにしていたのだ。
後で僕がハリに買ってあげようとエーリッヒが言うと、ユージンはそれもダメだと言う。
そしてユージンはお酒を取り出すと、飲み始めるのであった。
エーリッヒは思い出したように、侍女のミスによりハリの手が火傷してしまった話をした。
どうしたらそんなことになるんだ?と怒るエーリッヒに、ユージンはたまたまの過ちだからあまり敏感に反応するなと窘めるユージン。
ユージンの飲むお酒を横取りして飲み始めたエーリッヒは、ハリの新しい護衛に笑われたことを愚痴をこぼした。
ユージン曰く、彼は実力が1番優れていたからハリの護衛にしたのだと言う。
そして、ユージンはキャベルがアカデミーでどう過ごしているのか尋ねた。どんなもめ事を起こしたのか前もって知っておいた方が、対処しやすいからだと言う。
エーリッヒはキャベルが大人しく過ごしていると話した。そして、ヨハネスとは相変わらずいがみ合っているけど、意外にも彼はキャベルの面倒を見てくれているのだと。
本当はあまり考えたくないんだけど…と切り出すと、エーリッヒはバスティーエ家と姻戚関係でも結ぶつもり?と聞く。
ユージンはそんなことをお前たちに強要するつもりはないとハッキリ言った。
兄さんだけ大人になるのは嫌だから、すぐに結婚しないでね?とエーリッヒが言うと、ユージンは少し複雑そうな表情を浮かべた。
それに気付いたエーリッヒは、その表情は何?僕に言えないことでもあるのかと言うと、酔っぱらったエーリッヒは怒って部屋に戻ってしまうのであった。
エダンの疑問
ユージンに呼ばれたハリの護衛エダン。彼はハリがロザベラの屋敷に行った時のことについて報告をしていた。
今まで通り特別な報告事項はないと。
ユージンはロザベラに会ってからのハリの様子を思い出すと、何事もなかったらあんな表情をするはずがないと言う。エダンが気付かなかっただけだと。
ユージンは庭でハリと話していたことを報告するように言うと、エダンは彼女はお酒を飲みたいと言っていたと言う。しかし、ただ気分上の問題でそう言ったのではないかと。
自分の考えでは侍女のサラのことを気にしているのではないかと話した。
サラは不注意でハリを火傷させてしまった侍女で、母の看病でしばらく故郷に帰っている。
ハリがここに初めて来た日からいる侍女だったから、寂しさを感じているのかもしれないとエダンは言うのであった。
エダンは少し黙ってから、ユージンにこう聞いた。その侍女は本当に故郷に帰ったのですか?と。
ユージンはなぜ?と逆に聞き返した。そして、いくら私でもあの程度の過ちで人をどうこうすることはできないよと。また、周りの変化に敏感で細かい気遣いをしているハリに、私がそんなリスクをとると思う?と言い、疑問を抱くのは君の役目じゃないから出来過ぎたまねをしないとうに忠告するのであった。
ユージンの望み
1人部屋に残ったユージンはハリのことを考えていた。
彼女は幼い時から私に何かを隠そうとする時はいつも、心配ないよとああいう風に笑う。そして、私はその言葉をそのまま信じたバカな奴だった。
彼女は自分が大変な思いをしている中でも、私を慰めてくれていた。
彼女の優しさを頼りに耐えた6年間。これ以上傷つけたくないし、彼女が幸せに笑っていて欲しいと願った。
やっと彼女にそうしてあげれる力ができたと思ったのに、なんでそんな顔で笑うんだ。
こんな感情はいったい何と呼べばいいのだろう…
ユージンは頭を抱えるのであった。
【44話】感想
←前回 | 今回 | 次回→ |
第43話 | 第44話 | 第45話 |